Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

ぷかぷか。

あれほどいろんなものに心を揺さぶられていた5月が嘘のように、6月は穏やかに過ぎている。

東北地方は明日にも梅雨入り宣言が出るとか出ないとか。立葵は真ん中くらいまで咲いてるけども🙄そうこうしてるうちにあと2,3日したら夏至がきて暦の上では夏真っ盛り、なわけだ。

体育館に向かう途中、トレーニング道具を持って3kmほど歩くのだけど(笑)その時ふと言葉が降りてきた。今の自分は、アレだ。海に浮かぶ、ペットボトル。

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乾いたスポンジとも違うな、と思ってた。

そうかこれか、と腹落ちした。

中身は空っぽで蓋の閉まった、ペットボトル。中身がないからぷかぷか浮く。あ、捨てられて浮いてるんじゃなくて自分で選んで浮いてるの!そこだけは勘違いしないで!(笑)あ、いいんだ別に。ゴミだと思われても。そう思われるから良かれと思って拾ってくれる人もいれば、見て見ぬ振りする人もいる。それで、いい。

空っぽだから、中に入れようと思えば何でも入れられるけど何でもいいわけじゃない。何を入れようか、と選んでる。停滞してたり、やる気がないように見えるかもしれない。見る人が見たらゴミみたいに見えるかもしれない。気にしない。こんなにきっぱり"気にしない"って強く思えた自分に驚いてもいるけど。

ぷかぷか、ぷかぷかしながら吟味してる。流れに逆らわず波や凪を受けいれて…それは目の前のことにしっかり向き合うこと。今ある生活、仕事を全うすること。でも頭の片隅では何を入れようか…と考えながらぷかぷか。空っぽだから、沈まない。ここが、大事なのかなって。

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沈んでしまったり、傷ついて動けなくなったりしたら誰の目にも止まらなくなる。

必要としてる人に巡り会うために、漂っている。今は、いつか誰かの役に立てる空っぽでいたい。一見、野望もやる気もなさそうに見えるかもしれないけど、今はそれでいい。大切なもの、必要なものをしっかり詰め込むための、空っぽなのだ。