Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

ズルい女。

二十四節気とか七十二候とか、今年は特に気にするようにしてます。

つい先日、麦秋至(ばくしゅういたる)。

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秋…?と思って調べてみたら、麦は初夏の季語。麦って初冬に蒔かれて小麦色に熟すのが旧暦4,5月頃。収穫期を迎えたこの時期を麦秋 (ばくしゅう)といって旧暦4月の異名にもなっているんだとか。稲みたいなイメージで今でいう秋に収穫するのかと思ってたので一つ利口になりました😁さらに、麦が熟するこの時期に降る雨を麦雨(ばくう)というそうで、日本は雨がよく降る国のため、雨の名前は400種類以上だとか!麦雨も五月雨も梅雨も、この時期の雨のことで違いはないそう。日本語、いとをかし。

そして今日は二十四節気芒種

芒種とは『芒(のぎ)を持つ植物の種を蒔く頃』という意味。芒(のぎ)は、麦や稲などの穂を付ける植物の種にあり、麦や稲の種を蒔いたり植えたりする時期という意味から転じて"芒種を迎える日に物事を始めると縁起が良い"とされているそう。種を蒔き、その植物が成長していく姿から縁起が良いと考えられていると。一つの籾が1万倍に増える =『一粒万倍日』と呼ばれてる、あの日でもある。

大きな結果が返ってくる良い日といわれる一粒万倍日。歌舞伎や能、狂言などの世界では、6歳のこの芒種(6月6日)に芸事を始めると大成するとされ、この日を稽古始めとして大切にしてるんですって。

どんな花を咲かせたいのかが決まらなければ種は蒔けない。と思ってた。こうあるべき、こうしなければ、と無意識に自分で自分の首を絞めていることが多々ある。どんな花が咲くか分からなくても土を掘ってふかふかにしておいたら、もしかしたら誰かが種をくれたり、鳥が落としていったりするかもしれない。と都合よく考えて無理するのをやめた今日(笑)

『人に与えられたきっかけをどれだけ大切にするかで人生変わる』ってドラマのセリフ。
いい言葉だな、すんごい沁みた。

何か特別な一歩を踏み出した感はまるでないけれど、、あ、人生初のヤングコーンを食べました(笑)

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旬のものを食べて、パソコンの中の写真を整理したり…ちょっと丁寧に生きてみたかも。

髪も切って、新しい浄化香も届いて、ささやかだけど前を向いて一歩踏み出せたような気はします。

誰かの役に立ちたい。

けど、そこに固執しない、頑張り過ぎない。

誰かにとって役に立たない(必要のない)ワタシもワタシだけど、そこで擦り減らしながら頑張っても、誰かの役にはなれないし、空回るんだよね、きっと。お高く止まってるわけでも中途半端でもなく、ワタシを必要としてくれるところには100%以上で取り組む。‪

陰ながら気にかけて見てくれている人がいるって、とても嬉しいこと。ワタシならものすごく嬉しい。ワタシは誰かにとってのそんな存在でありたい。‬

" 人に優しく接したり手を差し伸べたりする自分のことが偽善者に思えてうんざりすることもあったけど、これからは出会う人の人生に躊躇なく寄り添い、喜んでもらうために世話を焼いていく、ズルい女のままでいいのだ "そんなセリフにもやられた。ズルい女、か(笑)

なかなか想いがまとまらなくて、でも土曜日10時からのこのドラマは39歳のアタシの心にもむちゃくちゃ刺さるしリアルに同じこと思ってたりする。10年前、作中の彼らと同じ年の時に観てたらまた感じ方は違ったのかな。

気付いたら日付を跨いでしまった😅