Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

“異文化"を受け入れる。

 

昭和世代と言いつつも。
人生の大半は平成で過ごしたワタシですが。

育った環境は"THE 昭和"な厳格な家庭だったし、
何なら嗜好や考え方がもう一回り早く生まれててもおかしくない、ガッツリ還暦手前くらいの中身なんです。だもんで、令和の時代が異文化、異国のように感じることが多くて面食らうことが多々あるのです。

 

 

自分よりも2回り以上歳の離れたコたちの言動に度々、頭を殴られたかのような衝撃を受け、今まで自分の中にあった"ジョウシキ"が実は非常識だったのか?!と思うほど。

でも、どんなに時代が変わろうとも相手への敬意は忘れてはいけないと思うのです。それは、不変的なものではないかと思うのですが、もしかしてそれすら古い化石的思考なのか?!と一度は疑います。

 

 

解決策は、“異文化"だと受け止めることにしました。
良かれと思って『こういうのはね…』と諭したところで、それは自分の物差しであって、誰しもそう感じることではないかもしれない。もしもワタシと同じように感じる人がいて、その人に怒鳴り散らされたりしないようにあくまで個人的な意見として『こういうふうに思われることもあるかもよ』くらいは伝えるべき?と悩みに悩むのですが。

異文化という確固たる自我を形成するのは…大人になってからでもいいのかな、と。18歳未満なら、そこそこのご家庭の環境もあるだろーけども、いろんなことを知っていた方が引き出しが増えて、それが必要か否かはその後の人生で己が決めれば良いのでは、と。

 

 

明らかにワタシにとっては不快な行動をされて、

それをね、その時は指摘したんです。

『今それ、ダメだよね?』と。

これも良くないのかもしれない。

 

そしたら彼はなぜそれが指摘されたのか、なぜ不快に取られるのかがわからない、と言ったのです。

 

何故?

 

何故って、相手に失礼だからに決まってるじゃない!!とワタシの脳みそは言い切る。

でも目の前の相手はそれが何故失礼に値するのかがわからない…。あなたのご両親は不快に思われないのかしら?それともご両親の前ではしたことないのかしら。え、だって、失礼でしょ?失礼よね?…とワタシの脳みそが焦り始め…私、その時、その"何故"に対する答えを言えなかったんです。情けないことに。

だから咎めず否定せず、あのね…こういうふうに思う人もいるんだよ、ってことは知っておくといいかも、くらいは教えてもいいのかな、と。

そしたら異文化の考え方ももしかしたら聞けるかもしれない。私がただ単に昭和の理不尽さを甘んじて受け入れて生きてきただけで、私も異文化に触れることで引き出しが増えるかもしれない。

 

 

自分がされて嫌なことは人にはしない

自分がされて嬉しいことには必ず謝意を述べる

相手には必ず敬意を示す

 

せめてこの3つくらいは、いつの世になっても不変的であって欲しいと願う。

 

昭和生まれ、平成育ち。

でも中身はバリバリの昭和っコのイシイの呟きでした。

 

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