Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

朝ドラが教えてくれたこと。

 

いつの頃からか、母は朝ドラを観なくなっていた。そしてアタシは、ちょっと前の作品から観るようになった。

見始めるとなかなかその時の自分にとって突き刺さるいくつかの金言に巡り会う。

そういう歳になったということなのか(笑)

 

 

そんなカムカムの最終回の日。

ワタシにも奇跡が起こった(笑)

5,6年振り?と思ったけど、どうやら4年振りだったみたい(細かいなw)。
メールの差出人の名前を見てすぐに思い当たる人はいたけれど、半信半疑。

何で今、連絡が来る?でもメールを開いてみたらやっぱり思った通りの人からだった。

 

 

見る人なんているんだろうか、とたまに思いながらもそれでも閉鎖することなく何となく続けてきた(しかも今のはちゃんとプロにお願いしてつくってもらった)HP。
その人はそのHPを見つけて、問い合わせのフォームから連絡をくださった。

 

 

めちゃくちゃ、嬉しかった。
覚えててくださったことはもちろん、今回転職されての某所にて企画運営という仕事をされていて、今回のその企画はイシイが適任だと思い連絡をくださったというのもものすごく嬉しかった。

メールに気がつくのが少し遅れたので、すぐさまメールに記載してあった番号に電話をかけた。電話口の声で顔が蘇る。

善は急げ、とばかりにさっそく打ち合わせをしに数時間後には自転車で会いに行った。

電話では、"ジムも運動も辞めてしまって太っちゃったんです"なんて言っていたけど、全く変わらないその姿と笑顔に一気に4年の隙間が縮まった気がした。

 

 

もうお一方を加えての小一時間ほどの打ち合わせは順調に進んだ。数年前に、いつかここで仕事したいなとうっすら思っていた場所で、それも懐かしい方から連絡を頂いて実現するなんて。こんなことあるんだ、と思った時にベリーちゃんのセリフが思い出された。

 

 

『意味があるかどうかわからんことをやる。だれかのことを思いながらやる。それでええんちゃう?』

 

 

何が正解なのか、自分は無駄な日々を過ごしているんじゃないか。ここから抜け出せないんじゃないか…たぶんそれこそ、この4年くらいずーーっと迷って悩んで、もやもやしながら生きてきた。4年しか経ってないんだと改めて気付いたくらい長く感じた月日。

 

それでもその人がその日の夕方、御礼のメールをくださった。
『先生に再会できて、心から嬉しいです。先生が変わらずパワフルだった、もっとパワーアップしていたことも、とても嬉しかったです。』

 

悩んで凹んで、やさぐれて(笑)自分が嫌になりながら生きてきたこの日々も、この人からしたら、たった小一時間の打ち合わせでお話ししてそんなふうに感じてくださったなんて!

 

 

ありがとう、朝ドラ(笑)

虚無蔵さんの言葉とベリーちゃんの言葉。

意味があるかどうかわからんことをやる。

だれかのことを思いながらやる。それでいい。

そして、日々鍛錬する。いつ来るともわからぬ機会のために。己が鍛錬し、培い、身に付けた物は己の物。決して奪われることのない物。一生の宝とせよ。

 

 

心に留めて、しんどい時は思い出そう。

そんなことがあった翌朝だから?気持ちよく朝から走りに行けました。1ヶ月振りに走ったからめっちゃキツかったけど!