Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

欲しいもの。

 

仕事における"やりがい"って、何だろう。

もちろん、仕事そのものにやりがいを求めていない人も居ると思うし、そもそも"やりがい"なんて考えたこともないという人もいるかもしれない。

 

 

1日の1/3が働く時間と考えると、やりがいを感じて楽しく働けるのに越したことはない。けれど某大手企業が行った調査では6割以上が『食べていくために働いている』と回答しているとのこと。やりがい云々よりも生活の安定を第一に仕事を選んでいるというのがやっぱ現実なのかな…。やりがいを持って働いている人の方が少ないのかなとは薄々感じてはいたけれど。そりゃそーだよね、どんなにキレイゴト言ってもお金がな買ったら生きていけないもんね。

 

 

就職活動をしたことがない、唯一受けたことかあった企業もその企業というよりそこの運動部に興味があった。入社出来ていたとしても業務そのものに魅力をもっていたわけではなく、私の興味はそこの某運動部にのみ注がれていた。

今や少なくなってしまったけれど、実業団で日中は仕事をして、夜間や休日に練習をして、なんなら平日もトレーニングをしたり…という企業アスリートの中には入社したての頃や競技人生に幕を下ろして社業専念した時に初めて"仕事におけるやりがい"の壁にぶつかる人も多いのではないかと思う。

 

 

きちんと(というのは語弊があるが)その企業に興味を持って入社、勤務している人はそこでの目標がある。業績をあげたいとか、偉くなりたいとか。。それが企業アスリートになると応援してくれる職場の仲間のために勝ちたい!とか自分達が勝ったりいい活躍することで会社の知名度があがったり、職場の仲間から称賛してもらえたり…それが仕事を頑張るエネルギーになるわけで。"やりがい"はそれぞれ違う。

 

 

私の場合は、完全に仕事にやりがいを求めるタイプ。だって好きなことやりたいことを仕事に選んだから。なのでオフ期間にする"派遣のお仕事"に求めるやりがいは労働と賃金のバランス。中身云々ではない(笑)それをメインの仕事に出来るかと言ったら、たぶん無理。

 

 

『自分はこういう仕事がしたい』って強い信念は時に自分をがんじがらめにすることがあるんだなぁって最近よく感じる。

"がんじがらめ"はちょっと絡まってもぞもぞしてる感じかなと思っていたけど、"呪縛だね"っていう言われたことがあって。自分では感じてなかったけど…そっか、そうも見えるのか、と。呪縛は根が深そうだなぁ。かけてるのは自分自身に他ならないんだろうけど…そっか、呪縛か(笑)

 

 

仕事そのものに"やりがい"を求める時は、自分の評価を上げることよりもチームや選手のために、目の前の人のために。自分の評価はどうでもいい(チームや選手の評価と反比例してもそれは問題だけどw)。

 

欲しいのは、"信頼"なんだ。

この仕事を一生モノにしたいと思った時から大切にしているのは"人から信頼されること"。

私は無所属、現(笑)だから。

信頼してもらいたい相手は、クライアント(チーム、選手、顧客)。フリーランスはいわば、自分自身がブランドであり自分の行動や実績が信頼に結びつくことは言わずもがな。

フリーランスは何の後ろ盾もない。だからこそ柵もない。自由なようで、自由だけど常に責任と覚悟はついてまわる。仕事は、自分が積み上げてきた"信頼"のうえに成り立つモノと思っている。

 

 

欲しいものは、"信頼"。

その上で評価に見合った"報酬"も欲しい。

 

 

さて。

What can i do?