Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

想い、想われ。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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街中、クリスマス色が濃くなってきましたね。

ということで我が家もクリスマスグッズ出しました(笑)

ちょいちょい、話題に出してますが。

曲がりなりにも『トレーナーです』と名乗って17年が経ちました。契約して頂いたチームは数知れず。なんて言うと聞こえが良いけど…😅

いちばん短かったのは数ヶ月、いちばん長いところは10年。プロチームも経験させてもらったし、強豪と呼ばれる学生チームも経験させてもらった。その多くは自分が選手だった頃は到底立てなかったステージで戦うチームばかり。

そんなところで自分が選手のために出来ることは何だろう、どこで信頼を勝ち取るか、常にそれを考えていた。これは持論だけど自分もある程度動けないと、『フィジカルパフォーマンストレーナーです』とは名乗りたくない。

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トレーナーとしての旬はいつまでだろう。いつまで、なんてことはきっとない。自分の思い描く理想のトレーナー像はその時その時で変わるだろうし、誰に、何処に就くかでも変わるし、どんな形で誰に、どこから求められるかでも変わる。

だから『旬』というのもおかしな話だけど、トレーナーを志した時から、何故か『いつまでも出来る仕事』だとは考えていなかった。

駆け出しの頃は報酬は貰わずひたすら現場を駆け回った。雑用も何でもやった。全てが経験になると思った。きちんと報酬をいただけるようになるまで4,5年かかって。そうなってからも現場をいくつも掛け持ちし、今までと変わらず雑用から何から何までそこで求められることは何でもやった。必要とされるところならどこまでも行った。いろんな対象者、いろんな競技。本当に沢山の経験をさせてもらった。

ぶっちゃけ、言葉を選ばずに言えばチームや選手はどこでも誰でも良い。それでも経験は積めば積むほど理想は高くなる。もっと強いチーム、もっとちゃんと自分を評価してくれるチーム…『もっと』と思い始めたら一旦立ち止まる。初心忘れるべからず。イシイを本当の意味で必要としてくれるチームや選手のために常に全力尽力、そして100%以上の成果と満足度をと努力する。それがpolicyだったはずだろう、と。信頼関係が構築出来ないチームはいくらお金を積まれても…嫌だけど。ビジネスライクに割り切れない。そんなにドライじゃない。それはプロじゃない、と言われるかもしれないけどそれは苦しい。双方向の『リスペクト』がないところには居られない。信頼関係≠相互依存ではなく、お互いのリスペクトだと思ってる。

双方向のリスペクトがあれば巷で話題の『タダでやってよ』問題もなくなると思うんだけどなぁ。これくらい教えてくれたって、思うかもしれない。実際にそんなことだったとしても…

お互いのリスペクトなしには、有り得ない。『これくらい』って思うならどーぞワタシではなくググってくれ、と思う。

どちらかがどちらかを見下してるアンバランスな関係ではロクな結果にならない。『やってあげてる』感が露骨に出るからだ。例え好意でやってあげたとしても、受けて側がそれをさも当然のように思い始めると好意で始めたはずなのに、『やってあげてる』へ変わりかねない。

さらにお金よりも価値のある明確な『報酬』がある場合、無料でやる意味は十分にある。その場合ももちろん手は抜かない。抜くわけがない。頭を下げてでも喉から手が出るくらいやりたい仕事が出来るなら、腹を括って目の色変えてやるもん。

そこ、そこなの。

相手がお願いしたい!と思うだけの仕事が出来ているだろうか。

是非イシイにお願いしたい!

こちらも頭下げてでも引き受けたい!

と想い想われる仕事がしたいのです。

アンバランスになるからフりフラれが起こる。

想い、想われ。

そんな仕事がしたい、そんな人と出逢いたい。

スキルも大事、でもそれだけじゃない人間としての魅力も大事。常に自分磨きです。