Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

チームってやつ。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000109-asahi-spo



もしも、もしもこのチームに関わっていたら。
『もう投げられない』と絶対に言いたくなかったであろう言葉を絞り出した彼を、無言で強く抱きしめていたと思う。

『輝星が投げてくれたからここまで来られた。胸を張れ』

そう言ったチームメイト。よく言った。

そして吉田くん。よく頑張った。お疲れさま。





個人競技団体競技も、一人じゃないと思ってます。

そりゃ100Mの選手なら最後に走らなきゃいけないのは自分だし、バッターボックスに立ったらどんなにサインを出されたって打つのは自分だし。

一人だけど、一人じゃない。



独りよがりの『俺がやらなきゃ』なんて、そんなのいらない。
全員が覚悟と責任を感じて『俺が!』って言うんなら百人力。



県大会から一人で投げ抜いて、俺がやらなきゃって絶対思ってたと思う。

それは彼のプライドであり責任。

それと同じようにきっとほかの選手も上手くいかなかった時は『俺のせいで』と自分を責めたはず。

それでも勝った時は例え自分のヒットだったり、ブザービーターだったりしても『あいつのおかげで』と仲間を讃えられるチーム。



それこそ、チームじゃないのかな。



誰一人欠けても、

その瞬間って迎えられなくて。



どんなに試合に出たくても出られない選手もいれば、決して試合に出ることはなくても必要な選手もいるわけで。

自分のいる、自分が愛するチームで自分の『役割』は『立ち位置』は何なのか。

それを、スタッフ含め個々人が理解しているチームは強い。





試合に出ることが全てじゃない。(プロは別!)

試合に出られることも、勝ち上がることも。

応援してくれる人がいることもどれも当たり前ではないし、一人の力じゃない。

自分のプレーや存在は、誰かのプレーや存在で繋がっている。絶対に一人だけの力じゃない。

好きなことを全力で、笑ったり涙流したりしながらやれるってものすごく幸せなこと。

そんな人たちを支えられることもすごくすごく幸せなこと。
アタシは、その幸せを『有難い』と感じてる。




くっだらない御託並べてないで、自分が今何を求められているのか、何をすべきなのか…感じて欲しい。

誰一人、必要ない人間なんてチームにはいないはず。全員で、チームなはず。

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あたしはきっと、独りよがりが過ぎた。

出来もしないくせに(笑)

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このチームはその幸せを知っている選手がたくさんいる。だからこそ魅力的なんです。

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選手が決めて進む道なら喜んで共にする!!

だから諦めないで欲しい。気付いて欲しい。

今がどれだけ恵まれてて、どれだけ幸せかってことに。

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イシイ、マジで幸せもんです。

だってこんなにも真剣勝負の世界に身を置かせてもらってるんだから。

チームってやつは。

本当に本当に生きてるんです。

だって、生きた人間の集まりだもの。

ただ、イキイキしてるかどうかは選手次第。

チームがイキイキと成長していくためにそこにいたい。チームのガンにはなりたくない。なるくらいならどんなに好きな場所でも自分から去ろう。それがアタシの覚悟と責任。