Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

"ワタシ"を見て。

先日の話。

とある試合でテーブルオフィシャルズを担当しました。
本職はトレーナーですが、選手の負担を減らすのはチームスタッフの役目と思ってるので、今のチームに来てから必死こいて覚えたスコアの付け方。我ながら上達したと思います(笑)

その試合のクルーチーフは女性。

しかもなんと数少ない国内トップレベル級の女性だったんです。何度か女性のクルーチーフの試合を見たことはあるけど、早々出会えないトップクラスのレベルの方でした。
職業柄、いろんな競技のレフェリーを観てきました。もちろん競技によってレフェリーも様々なわけで。ラグビーのレフェリーってこんなにコミュニケーション取るんだ…とか😂

レフェリーって、、、、決して偉いわけではないと思うんです。もちろん敬意を払うべき存在であるとは思ってます。いないと試合にならないし、試合が試合として成り立つのはレフェリーがいてこそだと思ってるし。

 

ただ!!

 

苦手なレフェリーも中にはいます😑

横柄だったり…言葉を選ばずに言えば偉そうな人(笑)苦手です。敬意を払う存在ではあるけれど偉くはないと思うよ!?と言いたくなるお方が…どの競技にもたまにいらっしゃいます😑ま、それはもしかした選手やチームの雰囲気やプレースタイルがそうさせてしまうのかもしれないけれど…ちょっと残念だなと感じてしまう点です。


それにひきかえこの日の女性レフェリー、まさに神!!!!
性差は理由にすべきことではないし、男女ともに認められているので問題にすることではありませんが…女性で男性と同じ舞台でトップレベルに上りつめて、しかも男子の試合を担当するって、ものすごくいろんなものと戦って勝ち得た権利で、ものすごく大変だと思う。
その方、めちゃくちゃ高身長なわけではない。威圧感もないし、他2名のレフェリーとのコミュニケーションの取り方や声の掛け方、言葉のチョイス、なんならテーブルオフィシャルズにまで配慮がすごい。クールビューティーとはちょっと違う、穏やかで何というか…凛とした明るさと細かやかな配慮があって、(当然だけど)プレーヤーファーストが徹底されていて、言葉や立ち居振る舞い…そう!!こういう女性こそがトップレベルで活躍するにふさわしい!!!と兎にも角にもあくまでイシイ目線でドストライクだったのです。もちろんクールビューティーで凛とした宝塚みたいな方も素敵なんですけどね。これはもう職務(笑)を全うしていれば完全に好みの問題…なんだけど(笑)


イシイも男子のチームにいることが多い。
性差は関係ないとは思うけど、人によって立場や環境で求められる役割が必ずあると思うわけで。別にどちらでもいいとは思う。

大事なのは”平等”の在り方なのかなと。女性だから男性の試合を担当すべきではない、というのはナンセンスな話で、その試合にマッチすれば問題ないと思うわけ。だって絶対に男女は”平等”にはならないですもん。その”平等”をどう定めるかが大切なんだと思うのデス。

イシイが男子のチームに呼んでいただけるのはイシイがそのチームにとって必要なパーツだから。それ以外の何でもない。

その強みとしては現段階では東北で唯一のSAQレベル3インストラクターって肩書でしょうか(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"

あまり自分をアピールするの得意じゃないので言いたくないんだけど(笑)
走り方やアジリティスキル、全ての競技に繋がる土台の部分。そのパーツの強化をしたい人のいるところ(チーム)がイシイを必要としてくれる場所だと思ってます。もし、わざわざ関東や遠方から同じ資格を持っている方を招致するのであればそれはそれ以外でイシイにはないもの、イシイでは満たされないパーツも持っていて対価を払ってでも得たい価値のあるものなんだと思う。逆もまた然り。イシイが遠方に呼ばれたこともあるし、今後もあるかもしれない。それは確かにイシイの価値を評価してくれる場所だということです。

なまじ近いとね、近いから、とコスパ重視で依頼されたりすることも無きにしも非ずなわけで…それは感じてしまったとしても『依頼して良かった!』と相手を感動させてやる!と鼻息荒くするまでです。コスパで選ぶな、イシイという商品で選べ!と(笑)

ちょっと、ズレたような気がしなくもないですが(笑)この女性レフェリーに出会って、ハートを鷲掴みされて、
"ああ、アタシもこういう人間になりたい!"

と心底思ったのです。

だから、"ワタシ"を見て。

そんな、話(笑)