Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

そもそも。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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週3の練習に加え、自分の時間を使ってウエイトに励む選手たち。

怪我をしないため、パフォーマンス向上のため。理由は人それぞれ。自分が納得のいくパフォーマンスを発揮するためには決まった練習日、練習時間外に『何をするか』。それがわかってる社会人playerはやっぱり強いし、信頼と好感が持てるもんです。

学生と違って『やらされてる』感では結果が残せないのが社会人player。プロもアマも、いろんな種目のいろんなチームの選手を見てきて思うのは『帰属意識』の大切さ。

帰属意識』とは。

帰属意識とは元々は心理学の用語なんだそうです。ある集団の一員である、その集団に所属している感覚、意識のこと。
帰属意識が低くなるとその集団の中で居場所がないと感じたり、積極的な帰属意識の欠落は集団に対する興味の喪失を意味する。

逆に帰属意識が高くなると集団に対する興味が大きくなり、また集団に対する貢献の意識やその集団に所属していることでの自尊心といったものも高まる。

イシイは、サポートするチームに関してはものすごくここの意識が強いと思います。だから平気で練習サボったりする選手見ると腹が立つんです(笑)しかも嘘なんてつかれた日にゃ…(笑)

でも、それって実は危険なのかなぁ…なんて思うこともあるんです(´^`*)ムー

帰属意識って、高くなりすぎると場合によっては人それぞれの価値観があるにも関わらず、それを見失い、他のメンバー(イシイで言うところの選手やスタッフ陣)に対して束縛的になったり何かを強要したりする傾向が出てくる…それは、アカン(ºㅁº)!!

いずれにせよどちらかに過度に偏っていてはダメってこと。当たり前だけど。

チームであれば価値観や優先順位、熱量、帰属意識…にへ多少の個人差は否めない。それが個性というものだしそれを活かしてこそ、素晴らしいチームと言えると思ってる。

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『死ぬ気でアピールするくらいのやつじゃないと俺は同じピッチに立ちたくないね』

プロだからこそ出てくる言葉なのかもしれないけど、このくらい気持ちがある選手、嫌いじゃない( -∀-)もちろん努力、行動の伴わないビッグマウスは願い下げですが(笑)

もしかしたらトレーナーという職業はずっと選手に強烈に片想いし続けるものなのかもしれない。決してストーカーにはならないように気をつけながら(笑)

選手から来て欲しいとラブコールを受けてチームにつく、ということは個人競技以外ではなかなか稀だと思う。チームの意向であり、スタッフ陣、もしくはチーム事情を知らない、現場の意志とは全く関係のない人の意向であったり。そうなると熱量や価値観、優先順位と言ったところには温度差を感じることも出てくる。

イシイはこういう性格なので。一旦チームに入ればそのチームを心底好きになります。

だから人一倍、熱量も帰属意識も高くなります。それゆえ、選手を見ていて歯痒くなることが多々あるわけです。。

それがいいのか、悪いのか。

でもさ。そもそも、帰属意識ってあるもんじゃないのかな。そして、そこそこのレベルのチームならばその帰属意識や価値観、熱量って温度差がありすぎたらおかしいよね、と思うのです。おかしいこと、言ってます?(笑)

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一人の頑張りはチームの力に。

一人の怠惰はチームのマイナスに。

チームってさ、そういうもんじゃないのかな。