Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

空回り。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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にゃんこもお外で寛ぐくらい暖かくなったということか(笑)

帰り際の街中の公園も桜が咲いてました。

週末はまた寒くなるようですが。

イシイは大した選手ではありませんでした。

何をやっても中の上、よく見積って上の下、くらい。それでも意識だけは高かったような気がします。自分には、厳しかったと思う(笑)

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練習に行くのは当たり前。

監督やコーチ、教えてくれる人がいるのは当たり前じゃない、有難いこと。

現在は高校、大学、社会人と異なるカテゴリーでトレーナーをさせて頂いてますが。

この広ーい意味での意識。年齢が上がるにつれて『?』と思うことが多い。

" 限られた時間を生きている。

その時間で自分がすることを無駄にするな、手を抜くな。必死になれ。"

今日、そんな感じの有難いお話を聞くことが出来ました。イシイそのチームに携わってまだ1ヶ月弱なのに、しかもその有難いお話をして下さった方とは初対面とまではいかないまでもそれくらいの面識しかないのに、涙こぼれそうになった(笑)

プロだから意識が高いのか。

どのレベルでもどのカテゴリーでも意識を高く持つことは誰にでも平等に許されているはずなのに、どうしてなんだろう。

小中学生なら、致し方ない。

でも高校生以上なら『やらされてる』のはおかしくないかい?好きで選んだんじゃないの?『そこで』やることを選んだのは自分じゃないの?

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大袈裟かもしれないけれど、何をするためにそこへ来たのか。自分の、チームの目標は何なのか。その目標を口にするだけの努力や行動はしているのか…。

学生であれば学業と競技、社会人…それも実業団であれば仕事と競技。その両方を本気で取り組むことが周りへの感謝の表し方であり、勝敗は、そりゃ勝ったらいいけどそれは二の次。プロでない限り勝ち負けよりもそこがいちばん大事ではないかと思ってます。

チーム内での価値観や優先順位の温度差が広がると高い熱を持った人は低い方に流されるか、何とかしようと孤軍奮闘を続けるか、ここに自分の居場所はない、と立ち去るか…。熱量の高い人がチームを去るというのはチームとしては至極残念でありもったいないことに上層部、スタッフは気付くべきだ。

ある程度のチームに加入する、という時点で価値観や優先順位の最低ラインは同じであって然るべきなのに、そこが崩れるとチームはバラつく。勝ちたい人、楽しくやりたい人、プライベートに比重を起きたい人…。練習に来なくても、来なくても出来ちゃうからいい、は真面目にやってる人に対して失礼だ。来れないけど、違うところで練習してる、は百歩譲って努力は認めるがそれがつづくようでは帰属意識に欠ける。自分はどのチームでプレーしてるのか、ということ。所属するチームで自分が活かせなければどんなに他で『個』のレベルを上げようがそれはチームのためにはならない。

これは、選手の話。

選手同士でさえその熱量の差、価値観や優先順位、帰属意識の違いに悩みチームビルディングに苦労するチームのスタッフは…特にイシイのようなトレーナーはどうしたらいいものか。

そのチームを選手を強くしたい。勝ちたい。

目指すべきものがあるからキツいトレーニングを課すわけで。ワタシの方が価値観や優先順位、帰属意識が高いようでは…チームにいる意味がない。それでお金を頂く。ビジネスとは割り切れない。チーム全体の温度が高く、差の少ないチームにこそいる価値があり貢献したいと思うもの。

そう思うのはトレーナー失格なのかな(笑)

チームの選手の力になれなくて悔しい、と自分力不足を叩きつけられる方が余っ程いい。努力のし甲斐があるから。

自分の情熱だけが空回りするのは虚しすぎる。

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諦めなければ、この熱は伝わるのか。

諦めらめずに、熱を伝え発火させることもトレーナーの役割なのか…。

熱を燃やし続けるって、カンタンじゃない。