Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

アタシのことは嫌いでも。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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昨日、ふと思ったんです。

好きとか嫌いとかではなく興味がなかった。

彼女たちがどれだけ必死にあの場に立とうと努力していたのかも知らない。だからあのスピーチも、後にお笑いネタになってから知ったし、ネタでしかなかった。深く意味を考えたこともなければ、共感して涙するようなこともなかった。それなのに。

昨日、ふと頭の中にぽんっと出てきたんだな、この言葉が。

『私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!!』

パフォーマンスだったとは思いたくない。

この言葉が彼女の奥底から絞り出された言葉だったと思いたい。そして昨日のイシイにはそれが痛いほどわかってしまう出来事がありました。んな、大袈裟に言うことでもないけど😅

職業柄、『嫌われても仕方ない』とは思ってる。練習に行くたびに今日も来たのか、という顔をされたこともある(笑)喜んで迎え入れてくれるチームばかりではないと肝に銘じてる。

人間誰も本当なら嫌われたくはない。当たり前の感情。でもこういう言い方はしたくないけど、選手のため、チームのためを思って仕事してるからそれも致し方ないと思ってます。

ただ、最近思うのは。

何が正しくて、何が常識なんだろう…ってこと。どんなに誰かのため、何のためと言っても結局はこちらのエゴなんじゃないか、とか。

考え出したらキリがない。みんなそれぞれのルールで生きていてそれなりに社会に認められて毎日を送っているんだろうし、多かれ少なかれ仲間もいる。

チームで、集団で何かを目指す。。

多少の熱量の違いはあれど目指すべきゴールが一緒なら…最低限のルールやマナーはあって然るべきだと思うんです。

まぁ、この『熱量の違い』が小さいほど強いチームがつくられると思ってるのは自論ですが。

プロや一流であれば熱量も意識も高くて当然だけど。そこだけなら、誰にでも高みを目指すことって出来るんじゃなかろうか。

当人は自分が意識が高いとは思っていなくても、発した言葉や行動がチームのためだったり、自分以外に向けられたものなのに、伝わらずウザったく思われてしまったら悲しすぎる。

これは、トレーナーとしての役目ではない。

でもアタシが声を上げるべきだったのか。

それも、わからない。何が正しくて、何が本当にその人の、チームのためになるのか。

でもこれだけは言いたい。

アタシたちはいつでもどうしても物事を自分のモノサシではかりがちで、自分が正しいと思い込みがちだけど。

ちょっと真面目で、ちょっと融通が利かないだけだから。

そんな時はお互いに片目を瞑って一呼吸おいて見てほしい。

そして、どうか嫌いにならないでほしい。

 

アタシは嫌われてもいい。でも。

本当にチームに必要な人のことは嫌わないで欲しい。