Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

彷徨うコトバ。

自分の発した言葉が行き場をなくして彷徨っている。

そう、感じることがある。

情熱と本気は必ず伝わる、と思ってきたしそうだと信じたい。必ず、という言葉は必ずしも存在しないと思うので矛盾するけれども。

でも必ず、伝わると思っている。

どれだけ時間がかかるかは誰にもわからない。

時間がかかればかかるほど、発した側は伝わったことを知ることは出来ないかもしれない。

 

理解されるかどうかとか、受け入れられるかどうかは別としても、"伝えたい"と願うこと自体、もしかしたらエゴでしかないのかもしれない。本当に伝えたい想いは直接、声で言葉でと思う。ちょっと言い難いことであれば自筆で認めたり。誠意とはどれだけ相手に伝えたいかの熱量なのかな、なんても思う。

 

 

とにかく自分の想いをぶつけたい!と一方通行で全然構わないから注ぎたい想いもあれば、相手のことを想って、確実に相手に伝えたい想いというものもある。相手のことを思って、って。本当に伝える側は思っていたとしても、受け取り手にしたら有難迷惑だったり、価値観が違えば交わることはないわけで…。

 

ワタシ、よくマウントを取られるというか上からモノを言われることが多い。きっとこうしたらイシイはもっとこうなるのに!!と期待をかけて言葉をかけてくださる方が多いということなんでしょう。何でそんなこと言われなきゃいけないのかなとか、何でそんな風に言われなきゃいけないのかなとか思うことは多々あれど。自分がこう面倒な性格なので、どんなに傷付いても受け止めることにしています。でも、みんながそうだとは限らない。受け止める前に深手を負ってしまう人もいるかもしれないし、あからさまな受け取り拒否もあるかもしれない。受取手にも"選択肢"はあるからね。

 

 

他人への期待って、エゴなんだろうな。

期待されないのも期待しないのも虚しいと思ってしまうのは、価値観でしかないのでしょうか。そんなことばかり考えていると…言葉を発することに臆病になる。彷徨うくらいの言葉(想い)ならいっそ発しない方がいいのかもしれない。でもそれなりに心の中でせめぎ合う葛藤を乗り越えて(ときには見切り発車もある)発した言葉に、嘘はひとつも、ない。