Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

自覚。

自分が、弱い人間だってはっきり自覚したのはいつだろう。
20代前半はそれこそ依存性の強い、落ち込み型でした(^^;;あの頃たくさん迷惑かけた方々には感謝してもしきれない…(^^;;

 

 

自己肯定感が低いとはっきり自覚したのも、もしかして30を過ぎてからかも。

 

そして、キャパ以上のものを自分に課そうとします。自分への理想が高い。自分で自分の首を絞めるタイプ(^◇^;)

言いたくはないけれど…ずっとやれば出来る、これくらい出来て当たり前、もっと出来る…そんな環境で育ったから、出来ない自分が許せないのかもしれません。常に"出来る"自分でいなければ、とまだどこかで、潜在意識的に思ってる自分がいる。まさに三つ子の魂百まで。苦しいけれど、そういう性格だからこそ努力してこれた部分もある。
トレーナーになりたい、トレーナーとして仕事がしたい。四大卒よりも早く社会に出て2年多く経験積むんだ、と鼻息荒く飛び出した20歳の頃。いきなりフリーランスとしての生き方は無謀だったかもしれない。でもそのとき飛び込んだから今がある。
脳は変化を嫌うから苦しんでてもこれがアタシだって思わせたいのかもしれない。もっと楽に、出来ない自分もすんなり受け入れられたら楽なのに。

 


 

アタシを不安にさせているのは、知識と経験の残高が減ってきたことだとある人が教えてくれた。的を得た言葉だった。コロナ禍で思うように現場も増やせず、ほかの人の指導現場を見る機会も減り、リアルなセミナー参加もままならない。いくら行動制限のない夏、と言われてもなかなか足は向かない。すべてがコロナのせいとは言わないけれど。20歳でスタートダッシュに成功したアタシは振り返ることも立ち止まることもせずただただ前を向いて全速力で走り続けた。思いっきり転んだりして痛い目にあったことは少なからずあれど、走り続けた。でもいつのまにかたくさん追い抜かれていった。それは当たり前のことだって頭ではわかってた。だから走り続けた。どんなに苦しくても歩くスピードと変わらなくなっても足は止めたことはない。今も、立ち止まったりはしても走ることは止めてない。きっと、ここが踏ん張り時なんだ。どうやって残高と引き出しを増やすか。抜かれて抜かれてビリだったとしても、走ることやめなかったら、誰かに必要としてもらえるかもしれない。やめるか続けるかは自分次第だ。

 

 

ゴールがどこにあるかはわからないけど、もう少し走り続けようと思う。