Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

魅力。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

『魅力』って、持ってる本人やその中にいる人にはなかなか気付かないもんなのかもしれません。人の心をひきつけて夢中にさせる力。それが、魅力。

それは強さだったり、

チームを構成している選手たち人間だったり、

チームが所属するリーグのレベルだったり…

どこに魅力を感じるかは人それぞれ。

逆に言えば、当事者が何もActionを起こさずとも人や情報が集まってくる、というのは何かしら大なり小なり魅力を感じてくれてるという何よりの証拠だと思うわけ。どんなに強くても、どんなにいい選手が揃っていてもギスギスしてたりしたら…なかなかあそこでやりたい、と思ってくれる人やそこに誰かいい人を紹介しようなんて思わないはず。スポーツに至っては(他も同じことかもしれないけど)最大限の魅力はそのチームを構成する人間であって、強さやレベルって"装飾品"でしかないと思ってます。

きっかけは、その装飾品に目がいくかもしれない。装飾品が魅力的というのは最強だもの。ただでさえめっちゃかわいい娘が可愛らしい洋服だったり、カッコイイ洋服に身を包んだら、さらにその娘の魅力を引き出すことになるじゃん?(どんな例えや/笑)

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装飾品さえ立派でブランドものであれば中の人間はどうでもいい。それは、そこを踏み台にしてステップアップしようってことだけを考えてるんじゃないかな、と。

まぁ、それも悪いとは言い切れないけれど。

帰属意識も何も生まれないし、信頼関係も築けない。結果として…評価されるとしたらそれは本当の能力者、一握りかな、と。

あくまで、アタシの持論ですけどね。

装飾品は見た目の魅力。それはもちろん大事な魅力だけど、それだけではボロが出る。

いざ中に入った時に、その魅力が半減しない、むしろここに入って良かった、ここで頑張りたいと思えるチームでありたい。魅力が蜃気楼じゃダメなのよ。その失望感は信頼を失うことに似ていて、取り戻すことは難しい。

何でそんなこと思ったかっていうと、うちのチームに(きっと)何らかの魅力を感じて来てくれた選手がいる。チーム内でも1,2を争う高いモチベーションの持ち主であることは明らか。彼がきっと、このチームに良い風を吹かせてくれる。そういう人間が、立て続けにチームに加入してくれるというのは冥利に尽きる。

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彼らのモチベーションが下がらないように…とそこだけにフォーカスすることは無論ないけれど。いかに魅力あるチームであり続けるか。

チームをマネジメントすることはHCやスタッフの仕事かもしれないが…結局のところ、チームマネジメントのたどり着く先はセルフマネジメント力だと思ってたりするわけです、社会人なら。そこにさらに強さというブランド力が加われば、黙っていても人も情報も集まって来るんじゃないかな、と。

とは言え黙っていても、というのは外に向けて、ということ。自身(チーム)の向上なくして魅力は生まれないし継続されない。

戦うべきはいつも、己ってことですかね。