Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

Let's Think.


いろんなSNSを見る、観る。

若い世代のコたち(人生の諸先輩たちからみたらイシイもその部類に属することは分かっているが)のエネルギーの大きさや自由な発想力、行動力に驚かされる。

根本にあるのは自分のやりたいこと。

それを仲間を集めたり、自ら切り拓いていくために持論を発信したり。

20歳も離れると異次元で、そのPowerに圧倒されそうになる。

やったもん勝ち、とはよく言ったもので、若さゆえ勢いと熱量で突き進むことが出来る。羨ましいなぁと思う反面、自分はいつからそんな歳を重ねた振りをしてるんだ?と問いかける自分がいる。伊達に歳ばかり重ねて来たわけじゃないだろう。20年も"自己流"に生きてきたこと事態がチャレンジの連続なのに、新しいことにチャレンジしようとしたり、何かを変えようとすると、ワクワク感よりも諸々のリスクの可能性の方が高波のように押し寄せてくる。

20年前は、自分も『やりたい』想いが先行して、それを叶えるためにどうしたらいいのか考えて、考えたそばから行動に移して…一日があっという間だった気がする。楽しくてあっという間、というよりはいっぱいいっぱいでそれが心地良くて、何もない日をつくるのが怖くて仕方なくて…今思えば余裕はなかったと思う。

ここ10年くらい、自分と向き合うことに時間を割くことが嫌じゃなくなった。というより自然とそういう時間が増えてった。ライフスタイルの変化がそうさせたのかもしれない。

そして、今回のコロナ。

さすがに自分の生き方を再構築しなければと尻に火がついた。

在宅で済む仕事が増え、WEB会議にWEB面接、しまいにはリアルとオンラインで漫才も出来てしまうほど進化した技術。買い物すら、ネットでポチッとすれば宅配便が届く。

前々から囁かれてはいたけれど、

生き残る仕事って何だろう…

わざわざ足を運ばなくても大抵のことは家で済んでしまう。と、なるとフィットネスクラブって、パーソナルトレーニングって、健康維持って…どうなっていくんだろう。コロナ禍で一気に需要が増え、自宅でやるのも悪くないじゃない、と思った方も多いはず。動かなくてもいいことに慣れて、気付けば筋力、体力がおそろしく低下していた、なんて笑い事では済まされない。

フィットネスクラブに足を運ぶよりも手軽にメニューもトレーナーも選べる時代になった、と言うべきか。(人によってはリアルに見て選ぶよりも躊躇してしまう可能性もあるとは思うけど)

届けたい人へ届けるためには、そして選ばれるためにはどうしたらいいか。それはリアルでもWEBでも変わらないとは思うけど、それをしっかり構築していかないとこの先、ワタシの存在は必要ない部類に分類されちゃう(笑)

スポーツも、何のためにやるのか。

試合がなきゃ、練習もトレーニングもやらない?いや、そりゃ優先順位や頻度は変わってくるだろうけど…試合のため、だけは寂しい。

そしてそこで帰属意識も薄れていくのはさらに寂しい。

何のために、やるのか。

試合があればもちろんそれに向かって練習の内容、強度を決めてそこにトレーニングがプラスされる。もちろん、試合で勝つためなんだけども。。それだけじゃない、よね?その競技を、そのチーム(場所)でやることの意味。是非『それだけ』じゃなくあって欲しい。それは、キレイゴトなのかな。

何のために、やるのか。

考えよう、理想の明日のために。

生きたい未来を生きるために。