フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。
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連休のど真ん中。
学びを深めにKi-taへ向かってます。
今月は末にもうひとつ学びの機会が。
試合帯同してから東京日帰りという弾丸ツアー(笑)それでも自分の知財が増える、選手に還元出来る喜びには変えられません٩(.› ‹. )۶
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先日、某プロ野球選手が引退を表明しました。
松坂世代の彼のことで印象に残ってるのは…悔しくて降板してからベンチ殴って骨折したあの事件(笑)ピッチャーだめでしょ!!と唖然としたのを鮮明に覚えてます(笑)
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悔しさや怒りをどう表現するかは勿論自由だとは思います。でも…道具を壊したり暴挙に出るのは如何なものかと…。
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性差別を訴えての講義なら、なおのこと男性プレーヤーと同じような怒りのパフォーマンスはしないで欲しかった。
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競ってる試合で主力選手がアクシデントでベンチに下がるハプニング。
そんなに信頼関係も構築されてない段階だったけど知らないわけじゃないし…拒否されるのも覚悟でアップゾーンに向かいました。放っておけなくて。
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負傷ではなく、つった模様。
ふくらはぎだけなら、戻せると思った。
痛さが優ったのか、彼はイシイに預けてくれました。一旦は回復して、最終セットに戻せると思ったけど…そこから大腿部が硬直して、もうアウトでした。
聞けば水分補給もほぼしていない。
雨上がりの蒸し暑い締め切った午後の体育館。
脱水も起こしてるかな、と。
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見上げたまま、つった脚の痛みに耐えながらこぶしで床を叩き続けた彼。
初戦、前シーズン格上の相手を追い込んでいたのに。悔しさなのか痛みなのか怒りなのか。床を叩き続ける彼をケアしながら諭す。
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天井を見上げて、動けない身体で耳だけ必死に戦況に傾けて。
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結果的にフルセットでの惜敗。
選手の悔しさはアタシにも伝染する。
信頼関係が構築されているチームならそれは、なおさらです。
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怒りも悔しさも、成長するためには大切なこと。その怒り向け方悔しがり方が間違った方向へ行かないように。
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本当に素晴らしい選手はそれをコントロールする。感情を押し殺すことがいつも正しいとは思わない。出し方、出すところさえ間違わなければそれでいい。
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どうしようない時はイシイが受け止める。
それくらいの覚悟はいつも持ち合わせているから、安心して。
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大丈夫、また一緒に前に進もう。