Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

jellyとenvy 。

秋土用が終わって暦の上では立冬だった昨日。

ちゃんと木枯らし1号が吹いたそうで。

当然頭の中では木枯らしに吹かれて、がリフレイン(笑)

 

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街路樹もちゃんと紅葉するんだなぁ、なんて。

駆け足で過ぎていく秋はいつもの秋より3割増くらい寂寥感を連れてくる。見落とさないように五感を研ぎ澄ませて過ぎゆく秋を堪能せねば。

 

 

jellyとenvy。

どちらも"嫉妬する"という意味の単語。

jellyの方は 羨ましい!いいなぁ!っていう感情を表現するときに使う言葉だそう。もともとは食べ物のゼリーという言葉だけど、スラングでは「jealous(嫉妬する)」のスペルを崩した形として「jelly」が使われるんだそう。響きも"ジェリー"だと何か美味しそうだし、キラキラしてて羨望感がある。

 

一方envyの方は "羨ましい"という気持ちの中に、妬みや恨みが含まれるニュアンスなんだとか。

 

日本語ならわかるけど、英語にもそんなニュアンスの違う言葉が存在するとはちょっと驚きだったけど(笑)

 

 

いいなぁ!

すごいなぁ!!

あんなふうになりたい!!

 

まさに子供の頃何かに憧れていたような感覚に近いと思う。これは嫉妬とは言わない。羨望というのが正しい気がする。羨望は力になる。目指すべきものが出来て、自分に何が足りないのか、どうすればもっと…と自分のスキルアップ、レベルアップに繋がる。目指すべきものがあると矢印が自分に向いて前向きに直向きに努力する。

 

 

なんで

どうして

私じゃなくて…

 

これは紛れもなく嫉妬。醜い嫉妬。

これがenvyで表現される嫉妬だろう。

 

なんで、どうして。

そう思う時点で自分を買い被ってる。

ワタシにも経験があるから、わかる(笑)

何で、自分が上なのよっていうね(笑)

 

自負が、あるんだな。

これだけやってきたのに、こんなにやってるのに。それは自分の裁量。どれだけやったかなんて比べられないし、評価は他人がするもの。

選ばれないのは実力が足らない証拠。もしくは、需要と供給、タイミングがマッチしないだけのこと。ワタシの場合は矢印が自分の方に向いてるけど、これが"こんなにやってあげてるのに!"と矢印が外に向かうとその嫉妬心はむちゃくちゃ醜くてカッコ悪い。

 

それ、頼まれたこと?

自分がしたくて始めたことじゃなくて?

 

 

ワタシが小学校の恩師からの手紙に書かれていた『他人に評価を求めないこと』。

まさにこれ。

自分が誰かのことを思ってしてあげたいと思ってしたこと、それは評価してもらうことでもなく、お礼を言われたくてすることでもなく。(そういう人もいるかもだけど)

 

羨望は、その姿にきっと誰かが羨望の眼差しを向ける。知らないところで知らない人の活力になることもある。

 

嫉妬は、ただただかっこ悪い。

 

 

どうせ羨むなら、"jelly"を心掛けたい。

そんな、話でした。