Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

jellyとenvy 。

秋土用が終わって暦の上では立冬だった昨日。

ちゃんと木枯らし1号が吹いたそうで。

当然頭の中では木枯らしに吹かれて、がリフレイン(笑)

 

f:id:physical141yuko:20241108113841j:image

 

街路樹もちゃんと紅葉するんだなぁ、なんて。

駆け足で過ぎていく秋はいつもの秋より3割増くらい寂寥感を連れてくる。見落とさないように五感を研ぎ澄ませて過ぎゆく秋を堪能せねば。

 

 

jellyとenvy。

どちらも"嫉妬する"という意味の単語。

jellyの方は 羨ましい!いいなぁ!っていう感情を表現するときに使う言葉だそう。もともとは食べ物のゼリーという言葉だけど、スラングでは「jealous(嫉妬する)」のスペルを崩した形として「jelly」が使われるんだそう。響きも"ジェリー"だと何か美味しそうだし、キラキラしてて羨望感がある。

 

一方envyの方は "羨ましい"という気持ちの中に、妬みや恨みが含まれるニュアンスなんだとか。

 

日本語ならわかるけど、英語にもそんなニュアンスの違う言葉が存在するとはちょっと驚きだったけど(笑)

 

 

いいなぁ!

すごいなぁ!!

あんなふうになりたい!!

 

まさに子供の頃何かに憧れていたような感覚に近いと思う。これは嫉妬とは言わない。羨望というのが正しい気がする。羨望は力になる。目指すべきものが出来て、自分に何が足りないのか、どうすればもっと…と自分のスキルアップ、レベルアップに繋がる。目指すべきものがあると矢印が自分に向いて前向きに直向きに努力する。

 

 

なんで

どうして

私じゃなくて…

 

これは紛れもなく嫉妬。醜い嫉妬。

これがenvyで表現される嫉妬だろう。

 

なんで、どうして。

そう思う時点で自分を買い被ってる。

ワタシにも経験があるから、わかる(笑)

何で、自分が上なのよっていうね(笑)

 

自負が、あるんだな。

これだけやってきたのに、こんなにやってるのに。それは自分の裁量。どれだけやったかなんて比べられないし、評価は他人がするもの。

選ばれないのは実力が足らない証拠。もしくは、需要と供給、タイミングがマッチしないだけのこと。ワタシの場合は矢印が自分の方に向いてるけど、これが"こんなにやってあげてるのに!"と矢印が外に向かうとその嫉妬心はむちゃくちゃ醜くてカッコ悪い。

 

それ、頼まれたこと?

自分がしたくて始めたことじゃなくて?

 

 

ワタシが小学校の恩師からの手紙に書かれていた『他人に評価を求めないこと』。

まさにこれ。

自分が誰かのことを思ってしてあげたいと思ってしたこと、それは評価してもらうことでもなく、お礼を言われたくてすることでもなく。(そういう人もいるかもだけど)

 

羨望は、その姿にきっと誰かが羨望の眼差しを向ける。知らないところで知らない人の活力になることもある。

 

嫉妬は、ただただかっこ悪い。

 

 

どうせ羨むなら、"jelly"を心掛けたい。

そんな、話でした。

 

Hang in there!

サッカーのルヴァンカップ決勝。
国立を埋め尽くす両チームのサポーターの応援の熱量は圧巻だった。

詰めかけた観衆は過去最高の62,000超。

試合も決勝に相応しく一進一退の展開で、どちらの応援でもなければとても面白い白熱した試合だった。延長でも決着がつかずPK戦へもつれ込む。皮肉にも今大会得点王だった選手がチーム2人目のPKで登場し際どいコースを狙ったシュートがゴールポストのわずかに外側へ外れてしまう。結果的にその1本が勝敗を決めることになったわけだけど。

 

 

閑話休題

 

 

激しく雨が降り頻る競技場で、選手と同じようにずぶ濡れになりながら試合が始まる前から、表彰式が終わるまで。頼まれたって、お金を積まれたって、嫌な人は嫌だろう(笑)しかも勝手なイメージだけど、きっとあの最前列でめちゃくちゃ旗振ったりずっと跳ねながら声を出し続けたりする人の中には選手の知り合いとか友人とかそのくらい近い繋がりの人っていないと思う。

それでもあれだけの長い時間、声を張り上げて身体全体で声援を送りまくってて…下手したら選手より運動量あるんじゃないかって。しかも今日の国立は大雨。それってものすごい愛だよな、と改めて思ったのです。

 

応援してもらえるって当たり前じゃない。

何かに惹かれて、魅了されて、応援したくなる。

頑張る姿を観て勇気をもらったり大袈裟かもしれないけれど生きる活力をもらえたような気持ちになる。だからオリンピックに出るようなトップレベルの選手たちは思うような結果が残せなかった時に申し訳ない、と嗚咽を溢す。

 

そんな姿を見るたびにプロアマ学生問わず、"そんなことない"ともらい泣きしながら思う。結果はもちろんだけど、なによりそこに至るまでのその直向きな姿に心を射抜かれてるのだから、(よっぽど手を抜いたとか途中で諦めたとかそんなんじゃない限り)こちらとしては喜びも悔しさも勝手に共有してるから"申し訳ない"なんて言われるのがいちばん切ない(と思う)。

 

 

明日、大事な試合がある。しかもホーム。

もしかしたら知らないところで、も含めたらとんでもない数の人たちが応援してくれている。勝手に、今日TVで見た国立レベルの応援団がこのチームにはついてるんじゃないかっていう気にさえなっている(笑)

 

多分、選手たちもそれはヒシヒシと感じているんじゃないかと思う。昨シーズンとは明らかに違う、今いる選手の誰もが経験したことのない"負けなし"という状況で迎える明日の大一番。

 

 

いい緊張感と高揚感を胸に、いい顔をしてグラウンドに来て欲しい。この状況も、応援も、全てを追い風に思いっきり楽しんでプレーして欲しい。

 

アタシは。

もう、初めてのその領域へたどり着いた未来しか思い描いていない(笑)

 

6年振りにチームに復帰させてもらって、6年前とは比べものにもならないくらいすごいチームになってて。当然アタシには去年までの悔しさなんてわからない。(なんなら今シーズン加入してから負けたところを観たことがないのだ)

 

そんなアタシには、緊張なんて微塵もなくワクワク感しかない。だって明日は"とんでもないこと"を見せてもらう記念すべき日になると信じて疑わないから。

 

さぁ、見える応援も見えない応援も全てを力に変えて戦おう。アタシも精一杯尽力する。

 

 

GO ! volt's !!!

f:id:physical141yuko:20241102201822j:image

 

我がチームにも、この旗を無償の愛で振りまくって声を出しまくって応援してくれる素敵な応援団がいるのです。感謝。

どうせ、熱苦しいんだ。笑

 

"努力は必ず報われる"。

 

昔はとても好きな言葉だった。
どちらかといえば目標があればがむしゃらに努力出来る方の部類の人間だと思う。努力すればそこそこ自分の目標は達成出来たし、小学6年生の頃、どうしても校内マラソン大会で負けたくないコがいて、1ヶ月も前から学校に早く登校して本番のコースを走る、なんてことをしていたくらい(今思うとだいぶスポ根な小学生…笑)

 

でも、”結果”として、努力は必ず報われるとは限らないのだ。
どんなに努力しても勝てないこともある。
どんなに練習しても記録を出せないこともある。


王貞治氏の名言に
『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない。』という言葉がある。

 

そりゃ王さんだもの。そう言えちゃうよね、なんて皮肉めいたことも言いたくなるけれど。そういうことではない深い意味が込められているとは思う(当然だろw)

ただの努力ではない、"真の努力"。

作業や時間の投資だけではない、"真の努力"。
努力とは目標に向けての熱意と情熱が伴った行動であり、大概は(その熱量にもよるけれど)その成果が得られないことはない。だから王さんがいうところの”報われない努力”はまだ本当の努力ではない、努力が足らないのだ、と捉えることは出来る。

 

とはいえ、やっぱり勝負の世界ならその”報われる努力”は=結果(勝利や記録)であってほしいと思うもの。でも望む成果が高ければ高いほど、カンタンに手に入るものではない。そこで不可欠なのは、苦しさや困難と向き合う勇気や覚悟である。何度壁に跳ね返されても立ち上がり、乗り越えようとする勇気や覚悟。

 

だから、"報われない努力"はあっても無駄な努力はない(方向性ややり方を間違えていなければ)と思う。それだけは、強く思う。

 

***

 

今期最後のホーム開催ということもあり、たくさんの方々応援に駆けつけてくださった週末の試合。クーラーボックスに入り切らないほどの差し入れも戴いた。

 

普段一緒に練習する他のリーグで戦っているチームの仲間、家族、友人、恋人。そして職場の方々やOBの方々。今のこのリーグに属しているチームの中ではチーム名に企業名が入っているのはもはやウチだけ。社外メンバーもいて半分クラブチームのような形ではあるけれどそれでも企業の名前を背負って試合に出ているんだ、という気持ちを強く感じるのは、やはりこういうときにそう言った"このチームだから応援に駆けつけて下さる方"姿を見たときだと思う。

 

 

試合前、試合後。客席に向かって頭を下げる。

 

f:id:physical141yuko:20241029190630j:image

 

応援よろしくお願いします

応援ありがとうございました

 

 

温かい拍手を耳に、いろんな想いを噛み締めながらアタシはいつも頭を下げる。

 

 

うちは決して強豪ではないし、常に勝つことを求められているチームでもない。だから勝つことが全てではない。


ただ、やるからには勝ちたいと選手も思うだろうし、厳しい戦いだとしても善戦したいとは思うはず。頑張っても頑張っても勝ち星が遠いと、これがなかなか苦しい。手が届きそうで実は遠いんじゃないか、とか手応えが感じられなかったり、とか。いろんな負の要素が心を巣喰いだす。

でもこの苦しさが"真の努力"にはつきもの。

常勝軍団ではないからこそ、勝利を得たときの達成感や高揚感は格別なものだと思う。

そこを!それを!!味わってもらいたいんだよ。

 

 

もしかしてね、それって。

ただの素人の第三者のエゴでしかないかもしれない。そういう思いは常に忘れちゃいけないと思ってる。でもそうであってもアタシはこのチームの勝利を願わずにはいられないのだ。

 

じゃなきゃ、10年以上もいない。

 

ずっと思い続けてきた。

きっともっといいチームになる。
今よりもっと強くなれる。
勝つことが必ず力になる。
勝つことで必ず変わるものがある…、って。

 

 

 

 

そう思うことすら、エゴで要らない期待なのかもしれない。そんな恐怖心は常にある。

エゴかもしれない、要らない期待かもしれない。でもそれをわかったうえで、密かに、でも強く心の中で(隠しきれていないと思うけど)願い続けてる。バカみたいに。

 

 

"いいゲームだった、よくなった、成長したね!"
それでも十分だけど。十分だけど!欲張りだからやっぱりその先に勝利が欲しいのだよ…。

これがエゴなのかもしれないけれど。

 

 

このチームの可能性ってやつを信じたいんだ。
いろんな可能性を諦めたくないんだ。

 

f:id:physical141yuko:20241029191800j:image

 

そんなことを思うアタシは、どうせ熱苦しいんだ(笑)

 

シアワセでした。

 

5回目の花園挑戦でした。

今年は正直、"ある"と思ってた。

誰に何と言われようと、"ある"と思い続けた。

 

5年振りにユアスタに行くことだけを本当に思い描いてた。今年の3年生は兄ちゃんも見てた選手もいて尚更思い入れがあった。

 

て。

去年も決勝までは行けると思ってた。

去年の3年生にもめちゃくちゃ懸けてた。

 

 

f:id:physical141yuko:20241017155020j:image

 

 

壁が、ね。毎年立ちはだかるの。

あぁこんなところで、と思う壁もあれば

今年こそ!と思ったのに跳ね返されたり。

 

 

遠いなぁ。

高いなぁ。

 

 

アタシがこのコたちのポテンシャルをまだまだ引き出してあげられてないのかな。先生たちが5年も任せてくれたのになかなか越えられない。

 

悔しくて。

歯痒くて。

 

f:id:physical141yuko:20241017155228j:image

 

個人的には残り時間わずかな後半に取ったトライ。めちゃくちゃ嬉しかった。諦めないで走って取り切った。けいしろーでもなく、ウエダでもなく。オリタが走って取った。それだけでもう涙腺崩壊。あのトライにアタシがみんなにかけたこの一年が詰まってた。

 

 

 

本当はいろんな感情が入り混じっててボロボロ泣けるくらいいろんな伝えたい想いもあった。

怪我で出られなかった2人の3年生。抱きしめてあげたかった。よく頑張った。辞めないで一緒にここまで来てくれてありがとう。

 

 

勝たせてあげられなくて、ごめん。

それはお門違いな言葉であると重々承知している。でもアタシを信じて頑張ってついてきてくれたみんなに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのだ。

 

先輩たちがこれだけ頑張っても勝てないのか。

後輩たちよ、忘れるな。

この先輩たちを超えていかなければ上には行けない。超えたとて、まだ壁は立はだかるかもしれない。それでも仲間と全力で全てを懸けて打ち込める瞬間は、今このメンバーとの今しかない。

 

新チームもまた携わることが出来るなら。

やっぱりもっともっと厳しいことも言おうと思う。頑張ったらいっぱい褒めてやろうと思う。

 

 

そんな経験を積ませてもらえる、ありがたさ。

勝つことで先生たちにも恩返しがしたいのです。

まだまだイシイも、夢半ば、道半ば。

悔しいです。でもシアワセだった。ありがとう。

 

イシイさんに追い込まれたこの一年、いい想い出として忘れないでね!(笑)

 

 

 

 

熱苦しくて、重苦しいかもしれない話。

 

チームは"誰か"が持っている想いを名前を授けてカタチにしたものだと思ってる。

大袈裟な表現だとは思う。
でも、ほら、ワタシ熱苦しいから(笑)



でも、チームに限らず会社や団体を立ち上げるのも同じように誰かの想いがいろんなところに飛び火して、いろんな人の心を動かして、時間やお金をかけてチームというカタチが生まれると思うのです。


何が言いたいかっていうと。


自分が今いるチームは自分が情熱を持って自分自身がこの世に産み落としたものでない限り、"誰か"の想いが創り上げたもの。
自分はそれが誰なのかを知っていても知らなくても"誰か"が創り上げたチームに加入させてもらう、というカタチになるわけで。

 

 

何が言いたいかっていうと。← 2回め。

 

 

どこのチームに所属しようが、移籍しようが、志新たに立ち上げようが、もちろん個人の自由だ。
でも、その想いを継いでいく人間がいなければ、チームは消滅してしまうかもしれない。誰かの想いを、中途半端な想いで途切れさせることはしてはいけないんじゃないか、と思う。"ある程度の"チームに所属するということはちょっとばかりそんな責任を背負ってもバチは当たらないんじゃないかと思う。




お前のためにチームがあるんじゃねぇ。
チームのためにお前がいるんだ!!

 

って、安西先生も言ってたじゃん。

 

f:id:physical141yuko:20241012155519j:image


 

チームを構成する全員にその責任と覚悟を背負えと言うのは少々度が過ぎるかもしれない。前途したように、どうしようと個人の自由だから。それでも個人の自由を行使出来ない立場もあると思う(それも性格なのかもしれないけれど)。そしてこれはあくまでイシイ個人の想いだから!


でもね、歴史が長いほど、組織が大きいほどその責任はついて回ると思うのです。そういうの。

 

誰かに引き継がなければ。
それがどうしても出来ないなら自分の代で幕を引いてわかるところまで遡って、すみませんでしたと頭を下げなければ…、なんてそれは考えすぎだろうか。でもそのくらいの覚悟ってないと…と思うんだよね、請け負う側は。

 

 

胸を張って誇れるチームで次世代に渡したい。
老舗の後継みたいに誰もいないなら閉めるか、はたまた誰か育てるか、探すか。
無責任に"はい、おーわり!"とはいかない。
そこまで責任負う必要ないのかもしれないけれど。多分これは性格、価値観。人によっては理解不能

 

 

終わりは見えない。
急に来るかもしれないし、まだ先かもしれない。

この13年、チームのことを常に第一に考えて生きてきた。でもまだ遠い。まだ到達出来てない。

 



もっと、もっといいチームにしたい。


もう少し、いや、今よりほんの少しでもいい。
贅沢は言わない。同じものを目指して、多少の温度差はあれどしっかりハドルを組んで戦えるチームがいい。


仕事柄、今までたくさんのチームを見てきて肌で感じてきたこと。勢い、チームカラー、雰囲気。ただ強いだの弱いだの、だけではない。チームは生きている。



え?イシイがまた何か訳わかんない熱苦しいこと言ってるんだけど…((((;゚Д゚)))))))
はい、それでいいんです(笑)

 

久々にギャン泣きしたくなるような、いや虚しくなるようなことが重なって消化した結果ですんで

温かく見守ってください (๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )

半分、背負う。

結局、1ヶ月ちょいで戻ってきてしまった(笑)

どうしても綴っておきたい想いがあった。

これはあくまでアタシの、アタシ個人の想い。

 

 

 

『このチームが好き。』

『このメンバーが好き。』

『うちのメンバー最高でしょ?』

と口々に選手やスタッフがいうこのチーム。

 

 

https://utsunomiya-volts.com/

 

 

今年から加わえていただいて、スタッフも最高に素敵すぎて…こんなん素敵過ぎて怖くなる(笑)

カムバックとはいえ、こんな最高の環境に関わらせてもらえるなんてほんとにシアワセだなと毎回試合や練習にいくたびに思う。

でもそれは初めからあったわけではなく紆余曲折、心血注いでチームのためと動いてきた人たちの足跡であって。それにはほんと頭も上がらない。実は…ここまでの軌跡を、もちろん"彼"を軸にノンフィクションで書き起こしたい気持ちもある(笑)何気にワタシ。トレーナーを志す前はスポーツ記者になりたかったのだ(笑)

 

 

とまぁ、そんなチームなもんで。

勝ったあとの余韻が最高に気持ちいいのです。

スタッフや選手と交わす言葉、グータッチ、ハイタッチはもちろんだけど、選手、スタッフ、応援してくれた方々のそれぞれのSNSなどの発信を見て、それぞれの想いが、当たり前だけどそれぞれの言葉で表現されているのを目にして、その言葉や写真に心がキュンとして。あぁ、関わっている人たちみんなが本当にこのチームが好きなんだなと感じて、嬉しくなる。

 

もちろんチームの一員ではあるけれど、アタシのためにチームがあるのではなく、チームのために、というかチームありきでアタシがある。どうしても強いチームや影響力のあるチーム、そして自分が心底惚れ込んでしまったチームなんかは特に勘違いしやすいので自分も気をつけなければならない。

 

 

だけど、こうも思う。

勝ち続けていくと余計なものを背負い込みガチになる。そんなの余計な心配かもしれない。

でも、もしも。

余計なものを背負い込み過ぎた人が居たら、

全部代わってあげることはできないから

せめて半分だけでも一緒に背負ってあげたい。

 

 

 


トレーナーは
選手の人生の半分を背負っていると思え。

 

 

駆け出しの頃、尊敬する先輩がくれた言葉。

選手の人生の半分を背負う覚悟と責任を持て。

 

 

 

誰にでも出来ることかもしれないけれど、その"瞬間"はそこにいるアタシにしか出来ないことかもしれない。

 

 

選手の記憶の中に、トレーナーとしてのアタシは残らなくてもいいと思ってる。

それはアタシでなければならない仕事ではないから。チームのためにそこにいたのが、たまたまアタシだった。それだけだから。


それよりも、試合に集中出来たとか、いい試合ができたとか。自分がどれだけ頑張れたかとか、チームがどれだけいい状態だったかとか。

そんな思い出や感情の手伝いが出来たならそれが本望。ハドルを組んだ仲間と共に結果を出して、最高の表情を見せてほしい。

 

 

アタシは、それを後ろから見ていたい。

 


誰にテーピング巻いてもらったとか、

足攣った時に伸ばしてもらったとか。

そんなん、誰でもいい。アタシじゃなくたっていい。ただ、そこにいる限りは力になりたい。

それだけ。

 

仲間と共に目標に向かっていくその"後ろ姿"を眺めることができるこの仕事が好きだから、ここにいるだけ。

 

 

絶妙な間とタイミングで選手に寄り添えるトレーナーでありたい。それが永遠の理想。

 

数年振りに関わらせてもらえて本当に感謝しかないです。このチームの今シーズンに自分の全てを捧げたい。出来ることなら何でもする。

最高の表情が観たいから。それが声を掛けてもらったこと、選手、チームへの恩返し。

お休みします。

 

今年に入ってこのBlogを更新したのはなんとたったの8回。
いちばん最初はfc2Blog。

今、これを読んでくれてる方でその頃のBlog読んでくれてた人っているのかしら(笑)

で、なんとそのBlog!2010年4月開始(←実は削除していないのでまだ存在してるw)そこからAmeba Owndを経て→現在のhatenablogに移ったのが2,3年前?

 

 

書き始めて14年とか…

改めて振り返るとちょっとビビる。

自分のことなのに: ( ˙꒳ ˙ ):
大概、同じことを数年のタイムラグで語ってたりするので変わんねーなぁ、と思いつつ(笑)
言葉のチョイスや表現の仕方の違いをみると少なからず成長はてるのかな、なんて。

 

 

まぁ、そんなに読者がいるわけでもなく(笑)

おおかたワタシを知っている方が9割5分だろうとは思うので、あぁまたイシイが熱苦しいこと語ってるなぁくらいに微笑ましく(?)訪れて下さってると思っている笑

 

 

言葉とは、表現とは、想いとは。

 

 

自由と責任はセットに、溢れる想いを認めてきたけれど。なんか今更だけど、熱苦しさの押し売りも如何なもんかな、なんて思ったりして(笑)
自分の中の溢れる想いを誰かに伝えたい。
共感してもらえなくてもいいから伝えたい。
そしてもしもそれが、誰かの背中をちょっと押すものであったり、落ちそうな手を引っ張って支えてあげられるものであったりしたら、、なんて、エゴ(想い)も、ちょっとはあった。

 

 

最近はXやThreadsなんか見ると、アカの他人が何の関係もない人に心無い言葉を浴びせていたり、有無を言わせぬ表現で自分の"正義"を振りかざす人がいたり。ものすごく、心が痛くなる。なんで?なんでそこまで酷いこと言える??と驚く。

それと同時に、もしかしたら自分の言葉も知らない間に誰かを不快にしてたりするの?傷付けてたりするの??という想いも。ま、そんなこと思い始めたら何も出来ないんだろうけど(笑)

 

 

だから不特定多数へ向けて想いを発信することはちょっとお休みしようかな、と思ったのです。

大概、同じようなことしか書いてないし(笑)

 

 

自分の素直な想いは、誤解語弊なく、"伝えたい相手"に伝えたい。良かれと思っての自己満足ではなく、相手を思い遣った言葉や表現で。

その気持ちは変わらないので、熱苦しさが恋しくなったら個別に連絡ください。熱苦しさ¥0でお届けします🫶

 

 

 

いつまでかわかりませんが、ちょっとお休みします。