今日は冬至でした。
冬至とは、太陽の位置が一年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日。
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冬至の日の日照時間て、夏至と比べると北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があるんだそう。結構な差😱
かつての琉球王朝では、冬至点を過ぎて最初に昇って来る朝日のことを"若い" "てぃだ(太陽)"=若てぃだと言って、大吉兆なんだとか。
そしてこれは琉球だけでなく、世界中の文明に必ず『冬至点の儀式』があるという。
エジプトのカルナック神殿に、冬至点の瞬間にだけ、まっ直線に光が差し込む部屋があるとか。なんて神秘的!!
伊勢神宮の宇治橋も、冬至のその瞬間に一直線になる計算で建てられているんだって。
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沖縄の、玉城城。
ここは、夕日が岩石をくり抜いた城門を通過して城外に照射し、夏至の日は朝日が反対に城門を通り拝所の香炉を照らすんだそう。
ひとつ知ると、芋蔓式に調べたくなるもんです(笑)日本だけではなく世界中に冬至点の瞬間の太陽を捕まえようとした痕跡がある。それがなんとも…いとおかし(←いい表現が見当たらない💦)
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冬至は、太陽の力が一番弱まった日。
この日を境に、再び太陽の力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意で『一陽来復』、冬至を境に運気が向いてくるとされている。今年の冬至点は12月22日6:48。
福島の日の出は6:50。ほぼほぼ冬至点と同じでしたが、残念ながら雨でした☔️
だから私にとっては明日の朝日が生まれ変わった最初の太陽!(と思おう!と思ってる)
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思い返すと2022年はほんと、稀に見るほど幾多の災難に苛まれた一年で…。
なんで、どうして、と喚きたくなるくらい、頭を抱えメンタルをすり減らしながら、良くも悪くも"近い"我が家は何度も何度も険悪な空気を醸し出し😅まぁ、お互い大人なので?(笑)爆発させることはなかったけれど。それでも最後の最後にも思いっきり打ちのめされたときはさすがの我が家も涙を流し。そんな、一年(笑)
これ以上、辛いことはないだろう。こんなにしんどかったんだから、これよりどん底はない…、そう言い聞かせるしか、ないじゃん😅
神様は乗り越えられる試練しか与えない、とはいうけれど。こう次から次へと…ほんとに?これ、乗り越えられる?こんな強くないよ?と何度思ったことか(笑)でも、本人はつらい時、苦しい時に、"今がいちばんツラいんだ、ここさえ耐えたら"と言い聞かせて踏ん張ることほどしんどいことって、ない。それでも。
"The darkest hour is just before the dawn."
夜明け前が、いちばん暗い。
終わりかけの時期が最も苦しい。
それを乗り越えれば、事態が好転する。
そう、今がいちばん暗い。
そう言い聞かせるために冬至ネタに重ねてみました。ツラかったこと、しんどいことの多かった人。今日の冬至に肖って、今日からちょっとずつ運気が向いてくる、だから顔あげて歩こうって一緒に思いましょ。
柚子湯もかぼちゃもありつけなかったけど、気持ちだけは一陽来復。
あ、最後に。
いつも読んでくださる皆様。
今年もありがとうございました。
顔も名前も知らない方と、知り合いの方と
どちらの割合が多いかわからないけれど。
来る年が皆様にとって素敵な年となりますように。