Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

温度。

 

元来、文系人間なので理系の難しいことはさっぱりなのだけれど。

 

水(常温25℃と仮定)が沸騰するのには、どれくらいのエネルギーがいるんだろうとふと思った。

オッケー ○oogle、水が沸騰するのにどれくらいのエネルギーが必要?とググる

 

f:id:physical141yuko:20220911180929j:image

 

難しいことはよくわからないけれど、

水1gを1度上昇させるにはエネルギーが1cal必要らしい。わかりやすく1ℓの水(1,000g)を常温(25℃と仮定)から沸騰(100℃)させるには、ざっくりいうと25℃→100℃、75℃上げる必要がある。つまり1g→1cal、1ℓ→1,000g→1,000cal。

ということは1,000×75→75,000calで、cal×1,000→1kcalになるので、結果75kcalのエネルギー(細かいことは言わず)が必要ということになる。75kcalってどれくらいのエネルギーじゃい!というとこれまたざっくり言うと体重60kgの人が10分水泳すると75kcal消費する。

 

 

水を75℃上げるのにこれだけのエネルギーが必要なのに、100℃の水は放置すると1分経過するごとに1℃下がるそう。温度を上げるのにはエネルギーが必要なのに、下がるのにはエネルギー要らないんだ…、、。わかってたような、でも改めて調べてみるとちょっと茫然(笑)。だって、熱い状態を保つには当然エネルギーがいるのに、冷めるのはエネルギーいらないんだもんなぁ。放っておいても、冷める。熱い状態を保つには"熱"がいる…人間も水と同じだな、なんて思ったわけです。熱量(モチベーションとか意識とか)の高い集団はそれを構成する人たち一人一人が熱量を発して、結果、チーム(集団)全体の熱量(モチベーションや意識)が高い状態にある。ポジティブな集団は熱量が高い。逆にネガティブな集団は何もしないで現状に不平や不満をこぼすことはあってもそれを改善しようというアクションがなければ、熱は上がらないし、下手したら周りの温度さえ下げかねない。

 

 

自分の熱を保つことも、難しいことはある。

それが集団(チーム)ともなれば、一人だけの熱量ではなかなか全体の熱量は上がりにくいし、時間がかかっても全体に広がって温度が上がることもある。あるけども、それまでに相当な熱量を発し続けるだけのエネルギーは相当必要になるし、一人ではやっぱり限界もあると思う。それでも、冷め切ってしまったら熱くなるまでエネルギーも時間もかかる。。

 

ポジティブに進めているときは自分も周りも熱量が高い。ネガティブがちだったり、うまく行かないときは誰かが、気が付いた人から発火したらきっといい方向にいく。一人はキツい。キツいけどその一人がいなかったらいつまでも熱は上がらない。

 

"居心地のいいぬるま湯"は、冷めやすい。

その温度を保とうとするにも熱量はいる。居心地の良さを保つために努力するか、居心地の良いところに移るかのどちらか。前者なら居心地の良いぬるま湯はきっといい保温状態。冷めないようにしようって、努力じゃん。

 

熱を発し続けるのはしんどいかもしれないけど、冷めたくない。どうしても熱を発し続ける気力が保てないときは、せめて自分の大事なもの、大事にしたいものだけは見失わないようにしっかり握りしめて、耐える。そうしたらたとえ冷え切ってもきっとまた熱を発することが出来ると思うから。

 

 

ぬるま湯よりは熱めのお湯がいいなぁ。

アタシはね。