Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

売り言葉に買い言葉。

何度も何度も口にするけれど、言葉には本当に気を遣う方だ。
自分がいいと思って使ったとしても、もしかしたら相手にはあまりいい印象を与えない言葉だったということもある。

気にすることなく、自分の思ったことを伝えればいいのかもしれないけれど、どうしても気になってしまう。

それこそ自分はいわゆる”言われやすい”性格なので…ほんっといろんな言葉でいろんなアドバイスなんかを頂きます(笑)

その人の為人(ひととなり)を知っていれば、まぁまぁ、この人なら致し方ないか、とか誉め言葉なんだろうなぁとか折り合いはつく。折り合いはつけれるけど、なんでその言葉をチョイスしたんかなぁ…ってモヤモヤはぬぐえない(笑)

わざわざありがとうございます、も受け取る側にとっては嫌味に取られるのでは?‼と気にしてしまうイシイ。特に感謝の気持ちを伝えたいときなんてどうしたらいいんだぁぁぁぁぁ!!!と悩んでしまいます(笑)

【わざわざ】という言葉には二つの意味があって、①何かのついでではなく、労力を惜しまず特別にそのためだけにするさま。『-見舞いに来てくれた』➁わざと、故意に。『ー人の仕事を邪魔しに来る』。

 

どちらも何かのついでではなく特別に惜しまず…だけど、なんとなく、➁のイメージが強い(ワタシだけ!?)。使う人次第で自分なら①の意味で受け取れるけれど、果たして人様に使うのはどうしたもんだろう…と。

 

 

昔、行くところ行くところで結構出くわすお方いまして。
その方に『あんたはハイエナか!』と言われたことがありました(笑)

ハイエナって、こーーーーんな動物だって知ってました?(笑)

賢くて愛情に溢れ、霊長類にも匹敵する複雑な社会をつくる、アフリカで最も成功している肉食動物、なんだそう。でも全く正反対、頭が悪く大食漢の腐肉食動物という『イメージ戦略が大失敗した』動物だそう。

文学作品や民芸の影響が大きいそうだけど、ハイエナと言われていいイメージを持つ人ってあまりいないと思う(笑)

その時20代だったワタシにとって、それはとてもじゃないけど褒め言葉としては捉えられなかったんですよね(笑)

ただ、大好きなあぶない刑事の中で(笑)こんなシーンがありましてね。

『人は俺たちのことをハイエナと呼ぶ。』

『俺たちもその呼び名が気に入っている。』

タカ&ユージが気に入っているのなら褒め言葉として受け取ろうではないか!!!!と思った当時のワタシ、エライと思う(笑)

 

 

自身の結婚式の時でさえ義父が顔を綻ばせながら

『いや~、馬子にも衣装だなぁ!』と言った…間違いなく、義父はこのとき最上級の賛辞を照れ隠ししながら伝えてくれたんだとワタシは信じている(笑)まぁ…絶対、自分の父親には聞かせられないと思ったけど(笑)

 

 

その他にも『それ褒めるときに使う?』って思う言葉を使われること多々あるのですが。結局、言われやすい人なので(笑)それならこの際、裏を読まずに素直にぜーーーんぶ褒め言葉として受け取ればハッピーか!!!と思い始めた(笑)

例え陰で褒めてねぇのにあいつ馬鹿だなぁ~とか笑われてたとしても(←こういうこと考える時点で歪んでる?笑)ポジティブに受け取った方が幸せかなぁ~、なんて。

 

そんなこといちいち(←これもわざわざと近いと思われる言葉の一つ)考えるイシイはやっぱり面倒な性格なのでしょうか(笑)

でも売り言葉に買い言葉って言葉もあるくらいだし。自分の口から出る言葉には自分の素直な気持ちと相手へのリスペクトは欠きたくないなと思うのです。