Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

戦友の船出。

気のおける友と、久し振りにゆっくり話した。

彼とは本当に不思議な縁で、20年近くゆるゆると、でもしっかりと繋がっていた気がする。

治療家でもある彼には本当に毎回ワタシ自身の身体の窮地を救ってもらって頭が上がらない(笑)

そんな彼が、不惑を前に自分の治療院を開院した。ここまで決して順風満帆なんてことはなかった。幾度となく荒波に揉まれ転覆しかけたり、時には海に投げ出されたりしながらも自分の理想を追い求めて航海を続けた結果、ようやく辿り着いた場所。まだまだこれから変貌を遂げるであろう場所。誰も見たことのない、でもたしかに"あったらいいな"ときっと誰もが思っていたような、理想の場所になる。

それこそ、彼がこの船を降りようとしていたことをワタシは正直知らなかった。いや、そんな気もちょっとはしてたけど。

でも、そんな彼を見て周りが手を差し伸べてくれたのだそう。それで彼も、やっぱまだこの船…降りなくてもいいかな。もうちょっと航海してみようか、と思いまた漕ぎ出す決心をしたと話してくれた。

彼に手を差し伸べてくれた方々にお礼が言いたい。本当にありがとうございます。

ワタシは想うだけで、何も出来なかったから。

彼にはこの船が似合う。

彼の新たな船出に立ち会えて、こんな戦友がいることを心の底から誇らしく思った。

ワタシが彼のように今この船を降りようとしたら…誰か手を差し伸べてくれる人はいるだろうか、なんてイヤラしい考えが浮かばなかったといえば嘘になる。引き留めて欲しいわけではないけれど(笑)そんな風に思ってくれる人がいる人柄と確かなスキルを持ち合わせる彼は、本当に敬愛する戦友です。

暫くは、一人で頑張るそうなので(笑)

大変なことは容易に想像つくけれど、貴方を必要とする多くの人のために、精一杯この漕ぎ出した航海を思う存分楽しんでね。

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