Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

魅力。

特定非営利活動法人日本SAQ協会【NISAQ】。

http://www.nisaq.com/

ワタシがこの協会と出逢ったのは今から15年前。その頃は専門学校を卒業したてで、何か自分の武器が欲しくてたまらなかった。たまたま母校でセミナーがあると知り、本屋で関連書籍を手に取り…受講。それが出逢い。

レベル1認定から最短でレベル2を受験、2008年に奇跡の一発合格。それからセミナー講師として仕事を戴けるようになり…むちゃくちゃ鍛えられる(笑)何度泣いたことだろう(笑)教える、伝えると言うことの難しさに何度も直面しては悔しくて次こそは!と思って勉強した。

それから12年。まさか自分とは縁がないと思っていたレベル3への挑戦を許され、2021年合格。今回は、そのレベル3認定後の初のセミナー講師だった。通常4日間の専門学校対象のレベル1セミナーだが今年は2週に渡っての週末開催。4日間連続だと疲労と比例して変なテンションに引っ張られてものすごい達成感を味わえる(笑)のがこの専門学校対象セミナーの特徴だと思うのだけど、さて、2週に渡るとなるとどうなるか…と心配してましたが。今年の学生たちもまた、とっても素敵な原石集団でした。

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めちゃくちゃ熱苦しく語りました。魅せました。資格取得がゴールではない。取得したら武器を一つ手にしてまた次の武器を探しに行くのだ。そしてこの武器はとってもとっても大切な武器。当たり前すぎて誰もが手に出来る武器だから軽視されがちだけど、その大切さを知って使えるかどうかで指導の質が変わる。だから面白いんだ、SAQは。これが全てではない。けれど、これは全てにつながる。その魅力を存分に伝えたかった。レベル1を取得した時、心の底から面白いと思った。SAQとはSpeed,Agility,Quicknessの頭文字を取ったもので、SAQトレーニングとはそれまで"スピード"と簡単に片付けられた能力を細分化し、そしてハードとソフトの双方から漸進的なトレーニングとして体系化したもので、あらゆるスポーツの基礎(ゼネラルスキルの強化)となる。低いおもちゃみたいなハードルを駆け抜けたりハシゴみたいな道具をつかって素早くステップを踏むようなトレーニング、見たことありませんか?あれがいわゆるSAQトレーニングです。見た目カンタンそうだけど、奥深い。それを知ってるか知らないかで、だいぶ違う。ただの足捌きでもなければ速けりゃ良いってもんでもない。何を目的に習得するか。同じドリルでも目的が変わればスパイスの効かせ方が変わる。それを知ってるか知らないかが、このセミナーを受講した人としてない人の違いかな、と思うしその付加価値を高めたいと思ってる。でなければ時間とお金を費やして学ぼうとしてくれた甲斐がない。

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初日と最終日。

自分が何を考え何を感じてどう変わったのか。

それを見るのが毎回の楽しみ。今回も全員が楽しかった!もっと学びたい!と言ってくれた🙌🏼社交辞令…だとしても、その熱が結構早く、冷めてしまったとしても。今度はその熱が少しでも長く続くような活動も出来たらいいなぁなんて思ったのでした。

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いつか現場で会った時に堂々と会えるようにアタシもまた精進しよう。