Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

記憶。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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腹を括って、この季節だけの恒例行事(笑)、城址のある山の上に広がる絶景を求めて!走ってきました。しんどいけど爽快感と達成感は最高でした🌸

記憶って、どこまでが正しいって言えるんでしょう。曖昧な記憶、絶対に間違いない記憶、、さまざまあると思う。けどそれ、どれだけ信憑性があるんでしょう。嬉しい記憶も嫌な記憶も、時が経てば経つほど知らない間に(無意識下で)ちょっとずつ脚色されてって、自分の都合のいいようにアップデートされてしまってるんじゃないかってふと思った。

たまたま、トレーナーとしての19年間を振り返って人に話す機会があって。そこにはいいことも嫌なこともたくさんあるわけで。むしろいろいろ割愛して(嫌な思い出は話すことないかなと思って)話したけど、この記憶はどのくらい正確なんだろう、と思っちゃったんだな。

それに加えてSNSで"知らなくていいこと"を知ってしまい(笑)いやーな記憶がフラッシュバック。なるべく、客観的に捉えよう伝えようとはしてるけど、どうしたって押し殺してたってその時の感情って残ってるし、経験値が増えれば増えるほど、その時の嫌な記憶の捉え方もどっかで(無意識に)変わってたりするのかなって。

だからその"知らなくていいこと"を知った時に思い出したその記憶は、本当に正しいのかなって。アタシだって人間だし、自分に非があったとしてもどっかで都合良く書き換えたりしてないかな…と不安になった。

思い返すと、その記憶だけではなく他の記憶もまた、自分は間違っていなかった正しかったはずだと思う気持ちと、あそこは感情を抑えて柔軟な対応をすべきだったか…という二律背反。

そう思えるだけ客観的に見れてるということにして、いい記憶も嫌な記憶も、たまには丁寧に振り返ってみることも大切なのかもしれない。

事実は一つでも、捉え方も記憶のされ方も人によって変わる。そこには感情があるから。

桶狭間の戦い織田信長が勝利したと言う事実は変わらない。それでも捉え方は人それぞれなわけで。それをどう伝えていくかは捉え方次第で事実は少しずつ脚色されてく。そう考えたら本当のことなんてきっとその時その場に居た人にしかわかんないんだなぁって。

だから記憶を辿って誰かに話をするときは気をつけないと、と思ったのです。