Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

motto。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

久し振りにこの春中学に上がるジュニア選手のパーソナルトレーニングをしました。

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イシイが得意、としてるのはパフォーマンス改善(向上)です。何をベースにそれを見るかというとSAQトレーニンです。

今や世の中に溢れるありとあらゆるトレーニング理論。どれもたぶん(いや絶対)信念に基づいたそれぞれが"正しい"と思うモノを突き詰めた成長していく最高傑作を提供してると思うんです。だからどこの協会はダメだとかあそこの協会はオススメしないとかいう気はない。こちら側ではなく選ぶ側(クライアント側)の自由だと思っているからです。他を蹴落としてというよりは、自分が信じるモノの素晴らしさを伝えて納得して体得してもらいたいというのが本音です。SAQトレーニングも例外に漏れず。ああ、あれね、と軽視されることも多々(⚠️個人的に今まで感じた見解です)。20年以上前はラダートレーニングやマイクロハードルを用いたトレーニングは陸上競技のもの、と思われていた節があるかと。実際ワタシもそうだったし、自身が学生時代にこれらのトレーニングをしたことがあるか、と言われたらやはり陸上競技部がトレーニングしている様子でしか見たことがなかった。専門学校を卒業して2,3年後、SAQトレーニングに出会い、面白い!とのめり込んで15年。まだ全国で20名しかいないレベル3インストラクターという称号を戴いたわけです。

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SAQの土台は本来成長過程である程度身につくものであり、その土台があってさらにそこに競技特性に応じたSAQ トレーニングを上乗せしていくことで障害予防やパフォーマンスの向上に繋げていくのがSAQトレーニングの理想形だと思っていて。それがゴールデンエイジを過ぎてからその土台作りから始めるのでは時間がかかり過ぎるうえに、地味な作業なのでよほどのアスリートや部活動での指導であっても軽視されがちで疎まれやすいのです。地味と感じるのは誰でも出来る(出来ている)と思っているから。今更やることではないと思っているか ら。
大袈裟にいうなら、SAQトレーニングはQOL を向上させて生きることに繋がる…と思っている。現代社会においてはアスリートのためだけのものではないとさえ思っている。そもそも様々な専門的なスキルトレーニングはゼネラルスキルの上に成り立つもので、そこを強化していくのがアスリート。でもその強度を変えることで全世代に必要なトレーニングとして活用出来るのがSAQトレーニングだと思ってる。

何が言いたいかと言うと(笑)

どの競技、どの年代であってもSAQの理論に則って腿上げ(この表現も好きじゃない)から指導します。綺麗な動き、綺麗な姿勢は早さも力強さも生む。ここでいう綺麗とは正しいこと。アタシはそう思ってる。走るフォームがめっちゃキレイなのにめちゃくちゃ走るの遅い人っていなくない?(もしかしたらいるかもだけど💦)

だから、綺麗な姿勢、綺麗なフォームをモノにしてもらえるように指導する。それがワタシのモットー。