Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

優しい世界。

他人の不幸は蜜の味。

よく言ったもんです。TVやマスコミはこぞって失言や失態や不貞をピックアップして問題提起する。

当然のことながら、、失言も失態も不貞も、誰にでもあることで。良いか悪いかと問われれば良くはないだろう。でも、その後の対応や再起にブレーキをかけたり、不能になるほど追い込むのは『社会的制裁』と言えば大義名分かもしれないけれど、、如何なものか、とも思うわけで。失言も失態も不貞も、当然のことながら被害者と加害者がいる。やってしまったことは仕方ない(では済まされないことも承知の上で)なぜそこに至ったかも重要だと思うわけで。

男だからとか女だから、とかくだらないなぁ、と思うわけで。そこに食いつくのは、そこを気にしてるからであって。男だからやりやすいこと、女だからやりやすいことはもちろんある。なければ性別なんて要らない。それぞれに役割はもちろんあると思う。でもそれ以上に『誰』が『何を』するか『何が出来るか』が重要だと思うわけで。そこに男だから女だから、と言うのはナンセンスだと思うし、若干の僻みだと思うのはワタシだけ?その人個人として評価したらいいのに。とか言いつつ、ワタシはがっつり男尊女卑…否、古き良き家庭で人生の大半を過ごしてきたので、男性は立てるものと思って仕事をしてきた。とは言え、トレーナーの世界なんて今でこそ女性もたくさんいるけれど、20年前は男ばかりの世界で、しかも、男子のチームに就きたいと思って努力してきた。矛盾するようだけど、男女は平等にならない。でも性別なんてあってもなくても関係ない。『その人個人』を見て評価出来る世の中になれば性別なんて気にならなくなるんじゃないかなぁ…。

何だかなぁと思ったことだけど、万人受けするはずもない考えなのでどこに吐き出そうか悩んだ挙句、ここに。消すかもしれません。

人は完璧じゃないから、過ちも犯す。直前で踏み止まることが出来れば、それもまた誰かのおかげ。人が人に優しくなれる(=甘いとは違う)、懐の広い社会になったらいいなと思うのです。