Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

伝染るんです。

首の皮一枚繋がった、崖っぷちの週末。

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多くのセミプロアスリート、社会人アスリートはスポーツをすることで給料をもらうわけでもないのに厳しい練習やトレーニングを己に課し、仕事や家庭、プライベートなどのライフワークバランスを保ちながら、競技に打ち込む。

『何のため』に?

時に(しょっちゅう?)家族や恋人に不満を言われながら。
時に怪我をして職場に迷惑をかけたりしながら。
もしかして良いこと、楽しいことじゃない方が多いかもしれないのにそれでも続ける。

どのレベルでやるかにもよるけれど、そのチームや競技が『好き』だから続けてるはず。
給料が上がるわけでもなく昇進するわけでもなく、趣味を通り越した趣味、大袈裟にいうなら生き甲斐。大人になっても続けるのは『やらされて』では出来ないし、出来ても続かない。

トレーナーとして、いくつもの実業団やクラブチームに帯同させてもらって来た。それも恵まれた裕福なクラブは少なく、限られた時間や制約の中で練習を重ね、遠征費や何やらも自分たちで払って戦ってるチームもあった。全てのチームに共通していたのは、常に『勝つこと』を目指す意識の高さ。

練習や試合のために仕事や家族との約束を調整して、もちろん、どの試合にも勝つつもりでいる。
それでも勝負なので負けることもあるし、プロじゃないので思うように練習時間が割けなかったり…、、と、いろいろある。

プロじゃない。

だから勝つことが全てではない。
だからこそ、『何のために』やるのか。


そこで戦えることは本人の努力はもちろんだけれど自分が思うよりたくさんの人の恩恵を受けているということを。

情熱を傾け、大なり小なりそれぞれがそれぞれの役割と責任とVisionを持ちながら戦う。

そういう選手やチームは、魅力があるし応援したくなる。なかなか、温度差もあるし難しいんだけどね。それでももがいてるチームはお節介もしたくなる。



ワタシは。

本気で頑張るひとの力になりたい。

選手のため、といいながら裏を返せば自己満足なのかもしれないけれど…見返りを求めてはいない。ただただ、愛すべきチームの、選手の、力になりたい。最高の瞬間を共にしたい。それだけ。

『感情や情熱は伝染しますし心が動きますよ』なんて言われて、悪い気はしない(笑)

うそうそ、素直じゃない。嬉しいです(笑)

そんなふうに外から見てる人に感じてもらえて。内側からも、そう思ってもらえてたら…跳び上がるほど、嬉しい(。-∀-)

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泣いても笑っても、あと2つ。

俺は諦めの悪い男、ミツイヒサシ🏀