Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

神様、どうか。

寺社仏閣が好きです。

とりわけ、神社が好きです。

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当然、神様の話なんかも好きです。

日本書紀古事記も読んだことあるし、スピリチュアル的なことも好き。朔参りもミソカモウデも神頼みもする。だからもちろん神様を信じてる。

だけど、神様のことを恨めしく思うことも…なきにしもあらずなバチあたり人間でもある。

数年前に読んだ本の一節で、忘れられない刺さった文章がある。

『努力はね、裏切らない神様だ。努力した分、必ずご利益がある神様だ。だけどこの神様はのんびり屋で、ちょっと気まぐれだから、いつご利益があるかはわからない。だから神様を信じられなくなるときがある。でもちゃんと見てる。知ってる。岩ちゃんの努力もちゃんと見てるよ』

もはや岩ちゃんがどんな人物だったのかも物語のあらすじもあやふやなんだけど(笑)この言葉だけは何故か忘れることなくいつでも空で言える。

努力は必ずしも報われるとは限らない。

でも努力は裏切らない。

ちょっとした気まぐれでご利益がいつあるかわからないくらいなら頑張ることも出来るだろう。だけど、ご利益どころかその人の大事なものを神様に没収されてしまったような気がしてならない。神様は、どうしてそんな仕打ちをされたのですか?あいつ、あんなに頑張ってたじゃないですか。あんなに情熱を傾けてたの見てましたよね?知ってましたよね?なのにどうして…悔しくて仕方なかった。本人はもっともっと想像絶するほど悩んだろうし悔しかっただろうし。これが最後だと決めていた最後のチャンスが指の間からこぼれ落ちるように消えてしまった。

それでも変わらずチームを支えようとする姿が胸を打つ。やりたくてもやれない人がいる。やれるのに全力を出し切らなかったり、やらされてる感満載の人が近くにいたら…悔しいだろうな。やりたくても出来ないのに。

お節介な性格が発動しかけたけど…自分にブレーキかけられました(笑)何か言葉をかけたいのは自分のエゴ。まだ消化し切れてないかもしれない。このツラさは本人にしかわからない。

何も言わずにハグしてあげたいけどそれもエゴだしコロナだし(笑)だからせめて全部終わったときに抱きしめてあげたい。頑張ったねって。

だから今は何もしない。お節介な性格にブレーキをかけられるくらい少し成長したようです。

神様、どうかお願いです。

それは彼らの努力次第なのはわかってるけど…どうか彼らのいちばんいい夢が叶いますように。そのためにアタシに出来ることがあるなら何でもする。喜んで、する。