Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

蓮の花。

駅までの道にいくつかのお寺が点在していて、その中の一つにこの時期になると綺麗な花を咲かせる蓮が植ってるお寺がある。

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そうなんです!

瓶に蓮が植ってて、ずらーーっと並べられてる様が圧巻で。先月あたりから並べられたのを見て、今年も開花を楽しみに今か今かとわざわざお寺の前を通ったりしてました。

蓮の花って、午前中しか咲かないんです。

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ざっと見たところ蕾は片手で足りるくらい。

咲いていたのも2,3輪でした。

福島には平泉中尊寺金色堂に伝わる藤原泰衡の首桶に納められていた蓮の種から開花した『中尊寺蓮』が咲くところがあります。2009年に譲り受けたそうですが、奥州藤原氏って言ったら…もうどれだけの年月を経て現代の世の中に咲き誇っているのかと考えるだけでもうー、浪漫を感じずにはいられない。修学旅行の時に京都の寺田屋で柱の刀傷を見た時と同じくらいの感動です。って、まだ現地に本物を見に行ったことがないのですが…😅

『不染世間法 如蓮華在水』
(ふぜんせけんほう にょれんげざいすい)と法華経の経典にあるそうです。


“世間の法に染まらざること、蓮華の水に在るが如し”
泥の中にあっても汚れることなく美しい花を咲かせる蓮。

人間にも同じことが言えるのでは、と。
環境が与える影響はもちろん大きいけれど、どんなところにいても諦めさえしなければ花を咲かせることは出来るんじゃないか…と蓮の花からいつも勇気をもらいます。

顔で笑って、心で泣いてじゃないけれど、

底抜けに明るかったりいつもニコニコと笑顔を絶やさないような人って、以外と壮絶なバックグラウンドを持ってたりします。そこに触れた時に、その人の魅力がさらに増すんです。


見えなかったり、目立たなかったりするところでの泥臭さや苦しさ、壮絶さにどれほど耐えて花を咲かせるか。
苦しさも泥臭さも程度は人それぞれ。でも心に決めたことはどこにいても、どんな状況になっても諦めたくないなぁと思います。

あ、今日引いた御神籤に書いてあったな。

今は叶わぬことが多いかもしれない。耐えることが必要って(笑)