Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

Today is a gift.

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

5月6日を境に、何となく歯車がまた回り始めた気がしてます。明日にも39府県で宣言解除の動きも…?それが時期尚早なのか妥当なのかはわからないけれども。

未曾有の自然災害とはまた違う今回の事態。

誰がいちばん大変だとか、誰がいちばんしんどいとか。何度も言うように比べられないし比べるもんじゃない。置かれた場所で誰もがきっと頑張ってる。

だから" 頑張ろう "なんて簡単に言えない。

そんな簡単なもんじゃない。人生掛かってる人だっている。何だかよくわからないことにもう疲れ果てて、それでもゴールが見えない不安はどうしようもない。

ただ、どうしようもないけど、時間は流れてくし生きてる。

アスリートに限って考える。

あそこのチームはどうしているんだろう、あの人はどうしてるんだろう。。次々と顔が浮かんでは消える。当たり障りのない連絡をしてみたり。何か出来ることあったら言ってね、の一言さえもビジネスに取られないだろうか…、なんて杞憂も過るあたり末期症状なのかもしれない(笑)無論、いろいろビジネスに結びつけなければいけないのは百も承知。でも決して今はビジネスよりも、何か困ってることがあるなら力になりたいという純粋な想いだけ。

プロ選手だって、当然厳しいだろう。

でもそれよりもセミプロ、トップレベルで戦うアマチュアアスリートたちはもっと厳しい。

環境、年齢、仕事、家族。

いろんなものを犠牲(その表現には語弊があるかもしれないけどあえてここは犠牲とする)にして、そして理解してもらって支えられて続けてきたスポーツを続けられなくなる人はどれくらいいるんだろう。

危は機、と言うけれど。

プロでない以上、『危』の時にその場所だったりチームだったり、、天秤にかけた時、最後に"やっぱりここにいたい"と思えるもの、繋ぎ止められるものって何なんだろう。。

" ここにいたい "といくら懇願しても仕事や生活がネックになるようであれば諦めざるを得ないかもしれない。本当に好きなら何とかしようと思うだろう、とは一概に言えない。通常じゃない今だから、練習も出来ずなかなか顔合わせることもなく、仕事も勉強もうまくいかなかったら?……それくらい、" 今 "、精神的に追い込まれてる人もいるかもしれない。

もし、自分の関わるチームにそんな選手がいたら。今乗り切ったら、そんなに悩まないで済むかもしれないって嘘でもいいから思い込ませて乗り切って欲しいなと思うのはエゴだというのもわかってる。それでも、それくらいあなたはここに必要な人間なんだよ、居ていい(居て欲しい)人間なんだよって愛を伝えたい。プロじゃないからこそ。

" Today is a gift. "

ワタシの尊敬する竹内克さんの著書の序盤に出てくる言葉です。

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直訳ままの、意味です。

今日という日は(神様からの)贈り物。

克さんのこの言葉に感銘を受けたイシイはこの言葉をググってみました。すると、原文は、アリス・モース・アールという作家さんの言葉だそうでルーズベルト大統領夫人のスピーチで有名になったんだとか。

Yesterday is history
Tomorrow is a mystery
Today is a gift
That's why it is called the present

過去は過ぎたこと(歴史)

明日(未来)はなにが起こるかわからない

生きている今が奇跡(は、言い過ぎ?)

せめて1日のうちでささやかでもいいから何かにシアワセを感じて、感謝して生活しよう。

明日は明日。また新しい日。毎日が、gift。

克さん、素敵な言葉をありがとう。