Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

まだ、ない。でも、ある。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

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まさかの下りから入るという。

出世の石段って書いてあるもん、やっぱりちゃんと下から上りたい。下りるだけで終わりたくなーい٩(.› ‹. )۶

にしてもまさか反対側から入るとは。

帰りに見たら『出世の石段は50m先』って下に書いてあった🤭

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5年振りの八戸。

あの時も負けて夢が潰えた八戸。

2019年のバスケ🏀シーズンが終わりました。

はじめての連勝で見た、全国への夢。

叶わなかったけど、最終節までその夢を見ることが出来たのはチームとしてが成長した証であり、選手たちの努力の賜物な他ならない。

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昨年の2勝6敗から、今年は5勝7敗は大躍進。

でも…まだまだだと思う。

勝てたなと思える試合が2つはあった。

それ勝ってたら…全国行けてたなぁ🤣

まぁ、タラレバを言っても仕方がない。

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連日で通った居酒屋の大将にね、言われました。

訛りは酷くないけど聞き取りにくい(滑舌が…宜しくない😅)大将の話に必死に耳を傾け。

『嫌われてなんぼや』とか『鬼にならんとダメ』とか。『努力せん人間がいちばん嫌い』っても言ってたな。そして、イシイの年齢を聞いて驚き🤣『あなたはきっとここまで自分でそうやって来たんだから努力したんでしょう、まだまだ頑張んなさい』と言われました。TVに出られるくらい有名になれ、と。そしたら『あ、オレこのコ知ってるー』って言うからよぉって🤣

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まぁ…生憎。有名になりたいわけじゃないんだな。プロにつきたいわけでもない。サラリーマンアスリートとか、学生のために身体張りたいんだな。もちろん安売りするつもりもない。必要とされて、期待以上の成果をあげたい。それが叶うチームにつきたい。

『何の』ために『ここ』でバスケをするのか。

それは一人一人違ってもいい。

それでも最低ラインというのはあって然るべきだと思ってます。

それがなければ、強いチームにはなれない。

ただ楽しければいいのか、ただ試合に出られればそれでいいのか…。好きな仲間同士が集まって自分たちで何でも準備して出し合ってやるならそれも良し。『社会人』とは実に難しいカテゴリーだと思う。

全然勝てなかった1年め。

初勝利初連勝を経験して、夢に手が届きそうなところまで来た2年め。

まるっと同じメンツで臨んだわけではない。

誰がいつ居なくなるかわからないし、いつどんな戦力が入るかもわからない。バスケで給料をもらってるわけではないから、日々色んなことを受け入れたり犠牲にしたりしながらそれぞれが出来る範囲の中で最大限の努力をして、チームとして戦う。それがサラリーマンアスリートのサガである。

プロになりたくて人生かけて戦ってる選手もいれば、成績次第ではチームに残る保証もない中で戦ってるサラリーマンアスリートもいる。

それぞれの立場は違えど、何のためにここで戦うのか、というのは常に持っていてもらいたいと思うのは厳しいのだろうか。

当たり前じゃないことが、当たり前のように出来ることの有り難みを感じて欲しい。

遠征の終わりに中堅どころの選手から『わかってると思うけど』のテイで、職場の人へのお礼、日頃の姿勢なんかについて発信があるのもまた嬉しい。些事に神は宿る。それがあってこそのサラリーマンアスリート。

そんなど正論な小言を、フリーランスのワタシが呟いて果たしてどれだけの選手たちに響くのだろうか…と考えると大将の言ってくれた嫌われろ、鬼になれ、というのはなかなか躊躇するものであり、性差も考えるとなかなか、なかなか躊躇するものである🤣

言葉を選ばずに言うなれば。

勘違いしちゃいけない。強くないんだよ?

強くなってきた。伸び代だってまだまだある。

今でも歯が立たない相手ばかりじゃない。

でももう少し選手個々がレベルアップして、チームが強くなればもっとそれは現実味を帯びてきて勝ちが不思議の勝ちでなくなる日は来る。

だから、勘違いしちゃいけない。

まだ、強くない。強くないんだよ。

強いチームと言えるほどの強さも強みもない。ただ強くなる要素も素質もある。

活かせるか否かは自分たち次第。

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今よりもっと強くもっといいチームになっていく姿をさ、この目で間近で見たいのよ。

ジャイアントキリング を起こす素質のあるチームなんだもの。

一時は10点以上も離したのに追いつかれてのオーバータイム。でも負けないと思ってた。

最後には勝つと思ってた。

だってオーバータイムの勝率はいいし、

いつも痛いっていう選手が魔法がかかったみたいに痛くないって全力でプレーしてたし。

だから、最後は自分たちが勝つと信じてた。

悔しかった。悔し過ぎて抑えられなかった。

でも誰が悪いわけじゃない。

これ以上は、と俯いて抑えた。

勝てなくてすみませんでしたと言われたいんじゃない。そんな言葉言わせたくない。

勝利の余韻は気をつけないといつまでも残って人をダメにするけれど。

悔しさは心に留めて意識しないとすぐに冷めて忘れてしまう。

悔しさの痛みをどれだけ鮮明に忘れずに心に刻んで努力出来るか、だと思う。

まだ、強くない。

でも、素質はある。

そこにコミットして同じ夢を叶えたいんだ。