Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

好きなことで生きていく。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

f:id:physical141yuko:20190717082217j:image

昨日…某番組を見ていて、何とも複雑な気持ちになってしまった。でも、SNSって怖いなぁって言うのがいちばんかな(笑)

油絵を描くことを仕事にしてる若い女性が家賃も払えないほど困窮している…という話。

曲がりなりにもイシイも、好きなことで生きてる側の人間です。だからこそ1つ2つ、腑に落ちない点はあったのだけど…😅

こういうのは賛否両論だし、油絵の相場も分からないし…難しいところなんだけど…😅SNSって怖いなぁ(笑)応援したくなる人の気持ちも分かる。苦言を呈する人(あ、"苦情"って言ったら炎上したらしいwアドバイスだね)の気持ちももちろんわかる。

安売りすることは、価値を下げる。

ご尤もです。あ、アタシもある意味耳が痛い😅

『油絵の価値が下がるから値段を上げろ』って苦情入れてるやつ何様だよ!というコメントも肩を持ってもらっているようで有難いんだけど…良いものにお金を払うのは当然のこと。それでも少しでも安すく…とは誰しも多かれ少なかれ思うことだと思う(そこには当然価値観が付随してくると思うんだけど)。

この方の活動歴を知らないので何とも言えないけれど、イシイだって、この方と同い歳くらいの頃はトレーナーとして駆け出しの頃で、お金なんて要らない。かかる経費(テーピングやトレーニング道具)さえ出して頂けたらトレーナー料は要らないから経験を積ませて欲しいと懇願してチームに就かせてもらっていた。でもある程度の知識もスキルも経験もついてきたらお金を頂かなくては自身のレベルアップも図れない。

その値段(価値)を決めるのは自分だけど、クライアントでもある。

それは高いよ!と多くの人に言われてもこれだけの時間と労力をかけて学んだんだからこれくらい頂かないと次に繋がらない、と確固たる信念を持って踏ん張るか…そうなると、それは安いよ!と言われる値段は自分に自信がないのか?なんて思われたり。

難しいなぁ…😅

好きなことやってました、じゃあ勝手に食えるようになりました。っていうのはどういうことかっていうと自然とその『仕事=生活』っていう仕組みが出来上がってたってこと。ラッキーだけど、それ、理解してないと長くは続かない。

『好きなことやってます、でも食えません。生活になってません』

ドキドキっ。

あった、あった。こんな頃。

頑張ればなんとかなると思ってた。

親のスネかじりながら本当にこれでいいんかな?親のスネかじってまでやりたいこと貫くってどうなん?とか悩みながら必死だった頃。
 ・

これは『仕事=生活』っていう仕組みができてなかったっていう証拠。仕事=趣味にしてたわけじゃないけど、そう見られても仕方ない。だって稼げてない=一人で生活出来てない、だもん。生活が成り立たないものは仕事とは言えない。ただのボランティア。

結婚して夫がいるので大船に乗ったつもりで仕事してるように見られなくもないですが😅結婚する前、結婚しようと思っていた彼と別れた時はこの先どうやって生きていこう、とマジで考えてました(笑)フィジカルパフォーマンストレーナーって、寿命短いぞ…。。どーするどーする?!と。

そんなこんなしてるうちに今の夫と出逢い、イシイの仕事への理解もあり、とてもシアワセな環境で好きな仕事やれてます。色々、叩かれそうな要素は多々?ありますが(笑)それでも夫に抱っこにおんぶ、ではなく自分で稼いだものを自身のスキルアップのために費やす。少し余裕が出たら夫の好きなものを買ってプレゼントしたり、内緒で貯金にまわしたり。

好きなことで生きていくにも様々で、

独りなら独りなりの稼ぎ方や生き方がある。

世帯持ちには世帯持ちなりの稼ぎ方や生き方がある。扶養なのか、お互い自立してるのかでももちろん変わる。。

多分、これが正解!っていうのはなくて。

あるとしたら『仕事 = 生活』が成り立たないと好きなことで生きていく!とは言い難いということだけ。どうしてもそれで生きていきたいなら、意固地にならず、どうやってそれで生きていくか真剣に考えなければならない。

本当に好きだったら、諦められなかったら。

どうやってそれで生きていくか考えないと。

本当に価値をわかってくれる人、そのスキルに出してくれる額に恥じないスキルをさらにさらに身につけていく。それが好きなことで生きていくことの責任じゃないかな。

って、イシイもまだまだです(/∀≦\)てへっ♪♪