フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。
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暑さ寒さも彼岸まで、とは言ったものの…暖かすぎるでしょー٩(.› ‹. )۶またちょっと寒くなって、また暖かくなるみたいですが。。
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わが家の『旭山』は満開🌸
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紫陽花もちゃんと芽吹いて来ました🌱✨
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イチロー選手の電撃?引退速報。
試合中というのも何だか彼らしい気がしました。朝の情報番組で元チームメイトの長谷川滋利さんが『そんなに強いわけじゃない』と見えない一面を一言二言、お話されていましたが。
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自分で自分の去り際を見極めて、しかも惜しまれながら必要とされながら去るなんて誰にでも出来ることじゃない。ごくごく、一部の人間にしか許されない贅沢の極み、神様からの素敵なご褒美だと思います。何ともイチロー選手らしい会見でした(笑)
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自分で幕を引くことって、相当な勇気と覚悟がいることだと思います。
女子ラグビーの選手を辞めてからタッチフットすらしてません(その状況にないだけで頑なに拒んでるわけではない)。
ワタシはその時の状況もあったけど、一応、自ら幕を引かせてもらいました。またいつでもやりたくなったら来ていいんだよ、なんて温かい言葉も頂いて。
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でも怪我や何かで幕を引かざるを得ない状態になった時って、どうやって気持ち切り替えるのかな…。かく言うワタシも、中3にあがる春休みに靭帯損傷と剥離骨折を経験、たまたま診てもらった先生が県内で有名な柔整の先生だったようで…そこで初めて『トレーナー』という仕事を知って目指すようになりました。
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ワタシの知ってるあるコは推薦で大学に入ったのに相次ぐ怪我で『次やったら車椅子だよ』と言われ選手を諦め、チームのマネージャーになったそう。なかなか気持ち切り替えられなくて練習も3ヶ月くらい休んだって言ってた。そして残念ながら…うまく切り替えられたようには見受けられない。未練も悔しさもまだ燻ってるんだろうなぁ…蓋してるのかもしれないけど。
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たまたま見ていたTwitter。偶然出逢いました。
https://twitter.com/ykn019/status/1107986372336316417?s=21
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何か上手く言えないけど、同じ熱量感じました。いや、アタシが彼女と同い年の時よりも彼女はアクションも起こしてるしすごいと思う。
彼女も度重なる怪我の経験から選手を支える立場に回りたいと思って今に至るわけだけど…マネージャーとして燻ってるように思える彼と、選手を支える立場に回りたいと目を輝かせる彼女と。何が違うんだろう。
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怪我をして諦める。
これってものすごくツラい。カンタンなことじゃない。それに費やしてきた熱量や時間…全てがなかったことになってしまうような感覚で、這い上がる人ももちろんいる。でも這い上がれなかった人、這い上がることを選択しなかった人全てが弱いわけではない。仮説に過ぎないけど、マネージャーの彼に『今度切ったら車椅子だよ』と言ったDr.。言い方とかフォローとか、事実を伝えるだけじゃなくてそこに配慮してくれなかったんじゃないかな、と。もちろん医者にそこまで求めるものではないのかもしれないけれど、誰だって好きで怪我するわけじゃない。歳が若ければ若いほどそのショックは計り知れないし、不安に押しつぶされそうになることもある。
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怪我をするというのは大きな経験になる。
でも出来るだけ怪我はさせたくないし、させないことが我々の仕事でもある。しかしながら。その経験はした人にしかわからない貴重な経験なのだ。いろんな痛みを知って、受け入れる。だから選手として出来ることの喜びを誰よりも噛み締めることが出来る。
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怪我が原因で諦めなければならない人には、『出来る喜び』を出来る人たちに伝える仕事をしてもらいたい。直ぐには伝わらなくても分かってもらえなくても、きっといつか分かる日が来る。本当に一生懸命取り組んだ選手ならきっと、その時間がかけがえのないもので幸せだったといつかどこかで気付くはず。
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だから彼女のnoteを見て、思わず彼女に連絡をしてしまった。頑張って欲しい。こういう想いを持った人に支えられる選手は絶対にシアワセだと思うから。有難いことに返信頂きました(*´ω`*)歳、一回り以上も違うの!びっくり!(笑)
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いつか会ってみたいな。いや、何か会える気がするのは気の所為?(笑)
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今年でこの仕事始めて17年。
17年経ってもキラキラしてるかな、アタシ(笑)
え、なんかおかしいこと言ってます?(昨夜のイチロー節/笑)
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良いものには終わりがある。
その終りはホントの終わりじゃなくて、次へのスタート。ホントの終わりは死ぬ時、なのかな、なんて。
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今日はこれから懐かしい人に会ってきます🌱