Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

stay on。

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。

ちょびっとだけ、授業を受け持ったコたちが卒業しました。

ちょびっとだけだったのに、思い出深いコたちでした。

 

2年前に夢見たスタートラインに立てたかな。

2年前とは違くても目指したい未来のためのスタートラインに立てたかな。

スタートラインに立ってから、17年め。

たくさんのチーム、選手を見せてもらってきた。チームや選手たちに大きくしてもらった。

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自信のある時もない時もあった。

どうしていいかわからない時もあった。

居る意味あるのかな、そんなふうに思ったことだってある。それでもその場に"居続ける"こと、"居ること"はやめないでおこう、と思ってた。意地と言われれば意地でしかなかったかもしれない、あの頃は。

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『ここにいてもいいんだろうか』

自問自答してる時点で自分がそこにいてはいけないような気がしていることはわかってた。

でも帰る、という選択肢はなかった。

ここで帰ったらきっと1にも満たないかもしれない信頼は一握の砂のように手からすり抜けてもっと疎外感を感じることになる…。

結局、ギャラリーから何をするでもなく最後まで練習を見届けて帰る、なんてことが暫く続いたっけなぁ。

あの経験のおかげで今、立っていられるのかもと思うとやっぱり人生無駄なことなんて何一つない。

数年後にその時の選手から

あの時は申し訳なかった。でも居てくれて有難かったなって今ならわかるよと言われた時は泣いたなぁー!(笑)

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不安になることもあるし

自信が持てないこともある。

不安に思うのは、相手も同じ?伝わる?

訝しんでるように見えるのはこちら側の問題?

信じたい、受け入れてもらいたい。

上っ面の関係だけでは成果は望めないから。

だからね、大事なんです。

選手との距離の詰め方、取り方、接し方。

もしかしたらメニュー云々よりそっちの方が難しいんじゃないかな…。

アタシに出来ることは、きっと誰にでも出来ること。

でも、だからこそ。

『そこにいること』が

どうかどうか、

チームに選手にプラスになりますように。

そのためなら意地も張り続けるし、

そこに居続ける。

何もしてないように見えても、何もしなくても。

そこに『居続ける』って、それもまた愛情なんじゃないかなと思うのです。

stay on.

そこに居続けることの意味と大切さ。

三流と言われたとしてもイシイには意味のあることなのです。