Monologue〜フィジコISHIIの熱苦しい独り言〜

フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。仕事のこと思ってること熱苦しく呟きます。

譲れないこと。

 

この仕事を続けてきて20年が経つ。

あっという間に駆け抜けてきた。

20年経っても常々、不安で仕方ない。

こんなことを言うと誤解されかねないから弁解しておくけど、当然指導するときは自信を持って指導してます。今このチームに、この選手に必要だと思うものをカスタマイズして提供する。もちろん必ず監督やコーチにも話して双方の意思やゴール設定にズレがないように詰めて進めることも忘れない。その話し合いにズレや歩み寄りが出来ないなと感じる時はそこを去ることも辞さない。ズレたまま進めても決していい方向へは行かない。

 

 

ただ常々考えるのは、"自分は必ずしも正しくないかもしれない"ということ。自分がしようとしてること、指導したことは本当にそのチームや選手が欲していたものにフィットしていたか。カタワになっていないか、偏見はないか。フィードバックを求めるのは見返りが欲しいんじゃなくて次に繋げるため。今回よりも次回、もっといいものを提供出来るようにしたいから。

 

 

トレーナーと一言で言っても10人いれば10通りの関わり方がある。そもそもトレーナーと名の付く確固たる資格といえばAT(アスレティック トレーナー)くらいのものだ。AT以外にもさまざまな資格があり、それらを武器に自分や売り込み、需要と供給の成り立つクライアントを見つける…。ワタシは治療こそ出来ないけれど、選手のポテンシャルを引き出す、パフォーマンス向上のための一端は多少なりとも担えると自負してる。それがウエイトトレーニングであり、SAQトレーニングであり…それをどう、競技レベルに落としこむか。そんな意味合いもこめて、いつの頃からかワタシは自分のことを"フィジカルパフォーマンストレーナー"と名乗るようにしている。え?どんなことするの?と大抵聞かれるので自分の想いを熱弁する(笑)想いに共感してくれた人のために最大限尽力する。ぶっちゃけ肩書きなんてどうでもいい。届けたい人に、求めている人に想いとイシイが届けばいいのだ。

 

 

かと言って、パフォーマンスが向上したりチームの勝利、記録更新などの成果は選手が貪欲に取り組んで努力した結果であって、決してワタシがすごいわけでも何でもない。だからどのチームにいたとか、誰に指導したことがあるとか本当はどうでもいい。この人に教わりたいな、なーんてオーラが出せる人間になれてたら、それでいい。肩書きも経歴も、別にいい。

 

 

負け惜しみでも言い訳でもなく、だから今からプロチームに行きたいとかはない。強かろうが弱かろうが、求められてそこにいたい。求められたいっていうのは、承認欲求かしら(笑)でも、独りじゃ成り立たない仕事ですから。

100万円の使い道。

『100万円あったら、あなたは何をしますか?』

そう聞かれて、あなたは即答出来ますか?
即答できる人ってどのくらいいるんだろう。




お金があったらもっと〇〇出来るのに。
時間があったら…
それって本当にそうだろうか。
お金があといくらあればそれは叶うの?
時間はあとどれくらいあったら満足する?
明確に答えられる人は本気の人だと思う。

『人は2000連休を与えられるとどうなるか』

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/514cJXKZ-+L._SY344_BO1,204,203,200_.jpg

著者の上田啓太氏が6年間、驚異の2000連休以上を過ごした実話。
読んでみたいような、怖いような。
さわりの部分だけならここから読めるので興味を持った方はぜひ覗いてみて欲しい。
人は2000連休を与えられると一体どうなるのか? | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

お金、休み、時間。
きっとほとんどの人が欲しいものにあげると思われる。
仕事が忙しければ休みが欲しい。それも1日じゃ物足りないからもう少し欲しい。
具体的に何日もらえたら、しっかりリフレッシュしてまた頑張って働こうと現実に戻る英気が養われるのか果たして自身で理解できる人はどのくらいいるだろう。
お恥ずかしいが、イシイは正直わからない。1日で満足する時もあれば1週間あってももっと欲しいって思うこともあるかもしれない。どこで誰とどうやって過ごすかによっても変わってくるだろう。



何が言いたいのかというと(笑)
ざっくりしてる欲求は叶いにくい、もしかしたらほぼほぼ叶わないもんなんだろうなぁってことです。(もしくは叶ったことに気付かない)
そして明確な夢も目標もない人間に限って、人の夢や目標に難癖をつけがちなんじゃないかな。もしくは『本当にやりたいことは100万じゃ叶わない(足りない)からなぁ~』なんて言い出すんじゃなかろうか。それってさ、お金のせいで出来ないんじゃなくてきっと本気じゃないんだろうね、なんて思えてしまう。
好きな本を片っ端から買って買って買いまくって読み漁る。値段を気にせず好きな本を好きなだけ手に入れることが出来てそれはそれはものすごく幸せなこと。でもそれで100万円を使い切る…ってのもなかなかな大変なことだと思う。(別に使い切らないくてもいいのかもしれないれどそれなら100万縛りじゃなくてもいいわけで)
チームのために人工芝のグラウンドをつくって…体育館をつくって…とかチームの指導者なら思う人もいるかもしれない。実際、イシイの知人に宝くじを当てて土地を買って人工芝のグラウンドをつくる!!と宝くじを買っている方もいる。

本気で思っていても100万円では頭金にしかならず夢への最初の一歩にしか過ぎない!という人もいるかもしれないし。でも…100万よ?有難くない?って言っちゃいそうだけど(笑)

正解なんてないし、人の数だけ答えがある。
ただ一つ、間違いなく言えるのは100万円は誰かにとっては使い切れないほどの大金であると同時に、またほかのある人にとってははした金でしかないかもしれないっていうこと。100万円をどう使うかはその人の価値観そのものではなかろうか。
自分で汗水たらして稼いだ100万円と、ある日突然ぽんと差し出される100万円の価値はもちろん違う。どうせタダでいただけるならパーーーーっと使ってみたい!それもいいだろう。でもきっとワタシはそれ、出来ない(笑)貧乏性なんでしょうか(笑)

そんな御託を並べといて。
100万円あったら本気で叶えたいことを真剣に考えてみた。

実は先日の仕事の講師料(¥17,000弱)を物品で頂くことになっているのだけれどそれすら思い浮かばないワタシ…(笑)。真剣に忖度なしに考えてみた。



発表します!
100万円あったらイシイがしたいこと!!

チームジャージ一式を選手全員にお金を気にせず好きなメーカーで揃えてあげたい!!です。

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数年前までは会社からセミプロのように全額補償されてました。ちょうど3年前、HCが変わりそのタイミングで会社からの支援は1/10のほどにまで減り、少なからず自己負担を強いられながら、仕事と両立させながら続けることを選んだ10人の選手に、敬意と感謝と、激励の意を込めて進呈したい。100万あれば叶うはず!想いを押し付ける気はない。それでもう少し頑張ろうって思ってもらえたら嬉しい。

残りは今シーズンの遠征費のタシにする!

それから…さらに残ったら。10年以上ワタシの足となって走り続けてくれたぼろぼろのクロスバイクを新調したいな(笑)

 

 

もしも、100万あったら本気でしたいことがあるという方は応募してみては如何でしょうか。

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12749350941.html

 

 

 

怒りとは。

 

いつの頃からか、自分はもしかしたら短気なのかもしれないと思うことが多々ある。

でも短気ではあるかもしれないけれど意外としぶとい、しつこい、諦めが悪い(呑気だとは思わない)性格だとも思っている。確かなことは、両極端な性質を持ち合わせているらしいということ。自分のことながらとてつもなく面倒だ。

 

 

"鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス"織田信長"

"鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス 豊臣秀吉"

"鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス 徳川家康"

これは織田信長豊臣秀吉徳川家康の3人の戦国武将の性格を端的に表していると言われている有名な言葉。ご存知の方も多いだろう。

三者三様の成功者であると思っているけれど世間的には15代もの長期に渡り政権を握った徳川家の礎を築いた家康の、成功には強引に事を起こすのではなく、辛抱強く機が熟すのを待つのがポイントである、的なことの例えとして使われることが多いように思える。

この中でダントツ短気損気は信長だろう。

だけどワタシ、信長は嫌いじゃない(宮本英治氏の小説からのイメージが強いけれど)し、むしろ好きな戦国武将のひとり。(いちばん好きなのは武田信玄!)

 

 

だ・け・ど・も!!!

ワタシ、決してホトトギスが鳴かなかったら殺してしまえとは思わない。その種の短気損気は持ち合わせていない。どちらかといえばちょっと鳴かせる努力をして、ダメなら鳴くまで待つ。そう、こういうところが諦めの悪いしぶといところなんだと思う(笑)

 

 

短気だなと気付いたのは些細なことでイラッとしてしまうこと。ただ、残念ながら多少顔には出てしまってると思う😅けども、怒鳴るのも、罵声を浴びせることも得意ではないしそんなところに労力を使いたくない。"何故そういうことが起きたのか"をまず自分の中で整理する。そうして大まかな仮説を自分の中で立ててなぜ、どういうポイントにイラッとしたのかを確認して自分の気持ちに折り合いをつけようとする。これ、多分誰にも迷惑はかけていないと思う。頗る自分がしんどいだけ(笑)自分のイライラに折り合いをつけて消化するまで、なるべく八つ当たりしないようにしたい。だからこのイラっとする事象は出来るなら対面で起こらないで欲しいと常々思う。そうすれば不快な想いをするのは自分だけで済むし、余計なことを言わずに済む。もしも今後もう関わりたくないな、関わることはないなと思っても丁寧に言葉や表現を選ぶ時間があるからだ。言葉も表現の仕方も、悪気なく相手の気持ちを逆撫でする人がいちばんタチが悪いとワタシは思う😅そういう人には…なりたくない。

 

 

そんな時にふと頭に浮かんだのはこんな歌詞。

"少しのズレも許せない セコい人間になってたよ"

 

そう、B'zの名曲 "LOVE PHANTOM"の中のワンフレーズです。

あ、アタシはもしかしてセコい人間なのか?と愕然としたわけで😑セコい人間にはなりたくないし思われたくないなぁ。

 

 

じゃあ、なぜイラッとするのか。

自分の意にそぐわないことが起こると人はイラッとすると思うのだけど…それって、きっとワタシのような"○○べき人間"が陥りやすいのかな、と。ワタシとあなたは違う。だからイラッとする前にああ、あなたはそう考えるのね、だからその言葉をチョイスしたのね、なるほどなるほど。と客観的に事実をまず認識(分析)すればいい…と思うのです。

 

 

裏切るより、裏切られた方がいい。信じることは美学だ。それは理想かもしれないけれどそれでは天下は取れない。昨日、鎌倉殿を観ていて思った。どこまで史実に忠実なのかはわからないけれどとびとびで見てても、見入ってしまう。頼朝はなかなか他人に心を開かない。情けはかけても自分の意にそぐわぬもの、謀反を起こそうものなら容赦なく斬り捨てる。頼朝も信長寄りの人間だったのかしら。でも信長の方がワタシは好き。信長はウツケと言われながらも才はあったと思う。頼朝自身は周りにどんな人が居たかで変わるように思う。北条の家に匿われたこと、ここで北条義時と出会い、頼朝の運命は好転して天に生かされてきた…匿われた先が北条でなければ鎌倉幕府は誕生しなかったかもしれない、なんてそんな話はどうでもいい😅

 

 

信じるも信じないも、自分の勝手。

自分が信じて欲しければそれなりの行動をするべきで、それが裏切られたと思うのは相手に対して過度な偏った期待を寄せた自分の失態。誰も信じない!なんてのは侘し過ぎる。だからワタシは信じる。だけど信じていたものが崩れた時に相手に転嫁せず自分をしっかり保てるだけの冷静さを失わないこと。そうすればきっとイライラせずに済むのではないか…と。難しいと思う😅非常に難しいと思う!!誰も信じてないもんね、なんて思うより人間らしくていいと思うのよね、なんて。

 

 

短気かもしれない。

けれど極力八つ当たりもしたくないし、怒声罵声、罵詈雑言(笑)も浴びせたくはない。

基本的にはまわりに対して優しい人間でありたいし、そうだと思いたい(思われたいわけではない笑)。それでもやっぱりイラッとはするのです!人間だもの!(笑)そんな時にどうどう、と宥めてくれる人は、、自分以外に欲しいよね、と思うのです。それってわがままなかしら🙄

 

ここ最近多々イラつくことがありましてね(笑)

何なら今朝もありましてね。いやなに、大したことじゃあないんです。些細なことだと思うんですけどね。イラッとしてしまったんですよ。それでつらつら考えてみた次第でした😅

 

 

言わせてほしいことがある。

言わせてほしいことがある。
アタシは喜怒哀楽が激しい方だと思う。

よく言えば、感性が豊かなのだ(笑)

そして細かいことが気になるし、何事も出来るだけ後回しにはしたくない。頼まれたらすぐやりたいし、頼んだことは今すぐやってほしい。

そう!上司や先輩なら非常に面倒なタイプの人間だと思う!(自覚もある!/笑)

ただ、いつも全面にそれを押し出してるつもりはないし(つもり…)、押し付ける気もない。今すぐやって欲しいものは今すぐやって欲しいんだけど頼んでもいいか確認するし、いつまでなら待てると猶予だって持たせる。それが威圧的だと言われるなら…しおしおしお。仕方ない笑

"怒"に関しての沸点がもしかしたら人より敏感で低いかもしれない。日常茶飯事、イラッとすることはある。ただ短気なだけなのか?😅でも自分の中ではイラッとしてもすぐに相手にぶつけたりはしない。だって大人ですもの。笑

相手があってのことは、どんなにイラッとしても10:0で相手が悪いなんてことはないと思うようにしている。ヒトは人の鏡だから。売り言葉に買い言葉で喧嘩をふっかけたいわけでも買いたいわけでもない。どうしてこうなったのか、穏便に話し合ってお互い受け入れて、次は気持ち良く仕事なり付き合いなりをしたいのだ。

だからどんなにイラッとしても、どんなに相手の方に非があるだろうと思っても、一方的にぶちまけることはしない。こちら側にも非はあった、それを具体的に述べ、こうするべきだった、そのうえでこうして欲しかった、と伝えるようにしている。言葉や言い回しにはもちろん気を遣う。論破したいわけではないから。良好で円満に関係を続けたいからだ。(そんなこと微塵も思わなければもっとあっさり断ち切ります)そのうえで、出来ることなら向こう側からも謝罪と要望を聞きたいのだ。

そうでなければ関係改善は不可能でしょ?

とか言って、自分の中で無意識に強要してるのかもしれないけれど。言い訳と取れる言葉、さらにはあくまでこちら側の非が元凶だと言わんばかりの言葉。もちろん謝罪のフレーズはない。それはあんまりだろうと思う。

勘違いや思い込みなんてあって当たり前じゃないですか。お互いのイメージは頭の中にあって、それをどれだけ共有できるか。自分の思うスピードと相手のスピードは違うことも頭に入れておかなければならない。だからこそ、お互い密にコミュニケーションを取り合う必要があるんでしょう?相手あっての仕事でしょう?

今回はワタシが仲介した形になっていて。100%満足してもらえなかったのです。

言ってしまえば今回の焦点は"時間がなかった"。でもこちらは『ここまでなら大丈夫』と言われた期限には間に合わせた。それなのに、細々した部分のチェックが追いつかなかった。お互い様だと思う。ギリギリだったこちらも悪い。でも、期限内にお願いしたのに。

いい勉強しました。

そう思うしかないけど、仲介した方々に申し訳ない思いでいっぱい。100%満足して欲しかった。多分もう二度とお願いしないし紹介もしないと思う。ヒトこそ、人の鏡。

ノビシロシカナイ?

自分ではそこそこ腹を括って臨んだつもりでした。

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どうしても取得したい!というよりは大義名分があって、それならば!と腹を括ったつもりだったけどそんなふうには思われていなかったとかいなかったとか…マジか。アタシはトレーナーやぞ。確かに大昔のバレーボールの指導者資格に始まり(更新してないので今は失効中)、ラグビーはA級も持ってる。(このラグビーの時はもう本当に泣きながら取ったw)アタシのことを資格マニアだと面白がってる人も…マジか。

まぁ、いいんです。

久し振りにリアルな講習会に参加して非常にいい刺激をもらいました。リアルに講師の方々や参加者の方々の熱意や指導スタイルに触れるのはやっぱりいい。

初日の講義の中で"自分のバスケットボール人生で良くも悪くも自分に影響を与えた人を5人思い浮かべてください"というセッションがありました。本当に申し訳ないけど…まったく思い浮かばなかった😱(トレーナー人生の中で良くも悪くも影響を与えた人を5人と言われたらもちろん出てきます)その5人は何なのかというと、その5人の平均が自分だと。だから思い浮かべた方々が素晴らしい方々ばかりならその方々に恥じないようにもっと頑張らねばと思う、と講師の方。なるほどなぁ。もしも悪い影響を与えた方ばかりなら、自分も同じようなことをしていないかとか、もしくはあぁだから反面教師で…と思い当たる節があるかもしれない。アタシが思い浮かぶ方々は素晴らしい方々の方が多い。少しでもそんな方々に近づけていたら。選手や仕事仲間、トレーナーを目指す後輩たち、良い影響を受けた人のひとり、と言って(思って)もらえたら…アタシが思い浮かべた方々への恩返しになるのかな、なんて。そう思ってもらうことがゴールではないけれど。

最終日のマイクロコーチングの実技では指導案もまとめられず。そもそものその競技の基礎がないので指導案もクソもない。指導案を書いたところで、わからないものだからその通りにやろうとしたら余計失敗すると思って。もう、出たとこ勝負。ディベロッパーが見るのは指導(ドリル)内容ではなく、指導者としてのスキル。普段のイシイを出すしかない!

とは言え、明らかに自分が出来ないことを出来る人たちに対して指導するというのがどれほど難しかったか😂

やっぱり指導者たるもの、しっかりと熟知していなければ自信持って教えられません。本場のコーチたちはきちんと事前に紙に書いたりしてやることや進め方などのいろんなパターンを詳細に考えてあるらしい。逆にアタシはそう決めてしまうと完全にその通りにやらなければ!と台本のようになってしまうのでざっくりした骨組みしか考えず、実際にやってみてから振り返ることにしてるけど…どうなんでしょう。いろんな指導者の方に聞いてみたいところです。

閑話休題

マイクロコーチングの実技試験という名の公開処刑(笑)を終え、選手役の皆さんからのフィードバック、担当ディベロッパーからのフィードバック中ずーーーーっともう涙が溢れて止まらない。出来なかった悔しさなんてもんじゃない。(だって出来ないもんは出来ないもん😂)そこじゃないのよ、きっと。終わった(やりきった)っていう安堵感。マスクのおかげでさほどバレていなかったとは思うけど…いや、さすがにディベロッパーにはバレてたと思いますが😅シジュウにもなってだばだば泣くとかもう恥ずかしい…。グループの皆さんからはもったいないくらいのGOODや、ご尤もと思うNEXTを頂き、ディベロッパーからも的確なGOODやBAD,NEXTをいただきました。これは競技関係なく指導者として大切なことをたくさん引き出して頂いたと思ってます。落とされるものではないと思ってたけど…結果がくるまでは不安でした。そう、無事に修了認定通知戴きました🙏

思いがけない出逢いもあり、今後どんな形かでこの出逢いが発展することがあったらこの挑戦は無駄じゃなかったなと思う。いや、公開処刑を乗り切った時点でイシイは確実に1upした!と思う(笑)

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久々に見た岩手山!綺麗だったなぁ〜。

盛岡。好きな街です😊

余談ですが。

この翌日、高校ラグビーの順位決定戦のサポートへ。今の選手たちがまだ勝ったことのない相手との試合でした。天気は雨。

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最近の中でもめちゃくちゃ良い試合で、しかもここ最近勝ったことのない相手に雨の中しっかり無得点に抑えて勝ちきったのに!もちろんめちゃくちゃ嬉しかったしいつものようにライブ映像にはきっちり大声まで入っていて(笑)勝って嬉し泣きしながら寄ってきたマネちゃんに『まだここじゃないでしょー?!泣くところ!!笑』と冷静にハグ出来たアタシ大人!(いや当たり前…笑)でも、今の選手たち、マネちゃんたちにしたら先輩たちの行手を幾度となく遮ってきたこの相手に勝てたことはそのくらい嬉しかったんだと思う。何より試合中、選手たちが楽しそうだったのとしっかり話し合えていたことが何より良かった。最終的にイシイなトレーニングよりも試合の方が楽だった!っていうのがこのチームにおけるアタシの目標の一つなので(笑)今週はこの選手たちにとっては初めての東北大会!目一杯楽しんで、さらに成長して帰ってきてほしい!そしてまたたっぷり追い込もうと思います😁

誰かに何かを伝える、教えるということを仕事とするならば。大きいも小さいもない。常に自分も学ぶことを続けていかなければと改めて思えました。無謀な挑戦だったかもしれないけれど嫌な顔ひとつせず教えてくれた講習会のグループの方々に感謝です。行って良かった!!

アタシもまだまだ伸び代ありそうな気がしてきました。ありがとうございました。

 

 

 

もらい泣き。

昨日はラグビーのリーグワン初代王者が決まるファイナルと、バスケットボールBリーグのファイナルが目と鼻の先で行われていた。

あの辺り一帯はきっと気温も他より高かったに違いない(笑)

 

 

ラグビーのことにも触れておきながら、Bリーグファイナルについて少し。

念願の初タイトルを狙う琉球は西地区1位。

対するリーグ初代王者の宇都宮は東地区4位のワイルドカードでのCS出場ながら初戦、SFとアウェイながら昨年王者の千葉、東地区2位の川崎をストレートで圧倒しファイナルまで上り詰めた。

 

 

そんなことは素人に毛が生えた程度のワタシが力説することでもない(笑)

ファイナルに相応しい、いい試合が見たいと思いつつ思い入れがあるのは宇都宮。ただ、琉球もいいチーム。ファイナルに相応しいいい試合が観たい、そのうえで最終的に宇都宮が勝てば万々歳、と心のうちは決まってるくせに複雑な心境でTV画面に齧り付くように試合を観た。

 

 

結果、宇都宮が5シーズン振りに王者に返り咲き、琉球はあと一歩のところで初のタイトルを逃したわけですが。

 

本当に4ピリ2分過ぎてもどちらが勝ってもおかしくないゲームだったと思う。今日負ければ終わりの琉球は当然意地を見せる。一方で宇都宮は5年前の優勝を知るのはHCとほぼほぼベンチメンバーとしてチームを支えてきたベテラン選手の2名。コートに立っていた選手は恐らく全員あの時居なかった選手たち。それもまた、何となく感慨深くて、、どっちも勝たせたい。けど、やっぱ宇都宮、みたいな(結果、宇都宮 笑)

 

どちらの気迫も鬼気迫るものがあって素晴らしかった。

 

 

まだほんの数秒残っていたけれど、最後の最後で宇都宮の比江島選手が勝利を確信して顔をしかめた。この選手がここまで感情を露わにするとは正直思わず、一瞬でもらい泣きしたワタシ🤣と、同時に蘇って来たのは20年近く前の国体の決勝。あまり詳細に書いてしまうとわかってしまうのでそれは避けるけれど、この時も初優勝が掛かっていて、あと1点で優勝という場面だった。ワタシの中では割とポーカーフェイスな印象だったキャプテンが、涙を浮かべていたのが見えた。その直後のプレーでしっかりと決め切り、念願の初優勝を手にした選手たちは両腕を突き上げ歓喜。ワタシもギャラリーで滝のような涙を流した。

 

 

頬を伝う涙を拭うことなく、歓喜に湧く相手を見つていた琉球の選手。その涙にもまた、もらい泣き。次こそ、今度こそ。負けたことがある、ということも勝ったことがあるということも。どちらも勝負の世界に生きる人間には必要なパーツだと思う。そんな姿を見て、ちょっと好感を持ちました(笑)

 

悔し涙も嬉し涙も、言葉に表し尽くせない想いがつまってる。ワタシはどちらの涙にも想いを馳せてしまう方だけど、うちの旦那さんは悔し涙の方に共感(感動)するんだそう😅

ま、それも価値観ですけどね。

 

どちらの涙も、精一杯やり切って出し尽くした者が流すからこそ心を打つのよ。

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

余談ですが。

公式Instagramより拝借致します👇

 

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今でこそ立場は違えど、チーム発足と共に歩んできた同い年の二人。

恐らく、全チームの中で最年少HCなのでは。(調べてないからわかんないけど)

当然、選手と歳も近ければ同い年の選手もいる。それは、相当な苦労があることと思う。

どうチームを指揮するか、どう導くか。自分の役目は、使命は。。

個性の強さも、結果が伴わなければまとまりがないと言われる。勝てば個々の持ち味を存分に活かし合える素晴らしいチームだと賞賛される。誰よりもいちばん、いろんな想いのこもった2人の涙だったのではと思わずにいられなかった。それだけにこのシーンでだばーーーっと滝のように涙が溢れたことは言うまでもない。余談だけど。

 

共存。

『みんなちがって、みんないい。』

 

 

一度は聞いたことがあると思う。

この世にあるものは、誰一人、なに一つ、同じものはない。だからこそみんな素晴らしい。丸ごと認めて否定しない。傷つけない。

 

ひとは、一人では感じることは出来ても成長することは出来ないものだと思う。

みんな、何もかも同じだとしたら、それも残念ながら成長は望めない。自分と違うものがあるからこそ、それと対峙した時に何かを感じる。そうしてひとは成長していくんだと思う。好きも嫌いも良いも悪いも、一人では淡白な感覚に過ぎないと思う。自分と同じ感覚のひとがいて、違う感覚のひともいる。反対があるから何故これが良いのか何故これが嫌なのかより愛情や知識が深くなる。みんな何もかも同じでは平和かもしれないけれどきっと、薄っぺらくて淡白な平穏なんじゃないかな、と。

 

 

とは言いつつ、感情を逆撫でされたり踏み躙られたりするのは誰もが出来れば避けて通りたいと思うもの。誰だって、必要以上に傷付きたくないだろう。

 

 

アタシは人一倍感情が豊かなので(笑)ほんの些細なことで嬉しくもなるし泣きたくもなる。我ながらひどく面倒な体質だと思う。なるべく表には出さないように、自分の中で消化しようと努力はしている。それが大人ってヤツだと思うから。感情が揺さぶられることのないドライな性格にはきっと逆立ちしてもなれない。憧れはするけど、そんなのつまんねーじゃん。人間らしい方がいいじゃん、とちょっとだけ毒突きながら自分を正当化したりしてみたり。

 

 

大概マイナスの感情は相手がいて生まれるものだと思う。そして"みんな違う"からこそ生まれるものだ。それを許せるか許せないか。許せない、許したくないからマイナスの感情がふつふつと沸き起こるわけだけど、許す許さないではなく"あぁこういうものなんだ"とまるっと受け止めることが出来たら、そのマイナスの感情は少し緩和される。ただ、共存していくなら、片方だけがドライに受け止めるのは違うと思うのだ。お互いが歩み寄る必要がある。それが出来ないなら去るか、それでもそこに居たいならどちらかが受け止め続けるしかない。それを選ぶのは他でもない自分だ。

 

 

自分で選んだなら人のせいにすべきではない。

去るか、残るか。

受け止めるのか拒絶するのか。

もちろん歩み寄る過程は必要だと思う。

あくまで"歩み寄る"こと。

押さえつけたり押し付けるのとは違う。

歩み寄り方としてどんな言葉を選ぶかは非常に重要なポイントかなと思う。

 

語彙力って、大事だよね。

そんなつもりじゃなかったのに、は大体言葉のチョイスだ。"言葉"で与える印象はガラッと変わる。そしてワタシはそんな些細な言葉に敏感に反応してひとりで傷付くのがオチなのだ。

 

 

そういう経験を、多くしてきた方だと思う。

それなのに消化出来ずに悶々とすることも多いのはまだまだ未熟な証拠なんだろな。

 

青臭くて熱苦しい。いいじゃないか!と思う自分もいて、それを何処か大人になりきれないなと自嘲するする自分もいて。そんな自分に酔ってるわけではないのだけれど、面倒な性格だなとは思う。気楽に生きなよ、とか気にしないで、と言われるけれど。気楽って、何なんでしょう(笑)だからね、自分で消化するしかないのです。こういう自分ときっと共存していくのよ、ずっと。そんな話でした。